医薬品に対するアレルギーに関する問題

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解きながら学ぶ登録販売者 試験過去問集> 近畿ブロック(滋賀) 平成21年度第1回

 

 

【問:医薬品に対するアレルギーに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。】

 


aアレルギーを引き起こす原因物質となりえる添加物としては、黄色4号(タートラジン)、カゼインが知られている。


b鶏卵や牛乳にアレルギーがある人では、使用を避けなければならない医薬品がある。


c医薬品を使用してアレルギーを起こしたことがある人は、その医薬品に免疫ができているため、次回から使用しても問題はない。


dアレルギーは個人の体質によるものであり、遺伝的な要素はないため、近い親族にアレルギー体質の人がいるかどうかには注意しなくてもよい。

 

1(a、b)2(a、c)3(b、d)4(c、d)

【解答:1

 

解説


a アレルギーは、一般的にあらゆる物質によって起こりうるものであり、医薬品の有効成分だけでなく、基本的に薬理作用がない添加物も、アレルギーを引き起こす原因物質(アレルゲン)となりえる。アレルゲンとなりえる添加物としては、黄色4号(タートラジン)、カゼイン、亜硫酸塩(亜硫酸ナトリウム、ピロ硫酸カリウム等)等が知られている。したがって、「a」は正しい。


b 医薬品の中には、鶏卵や牛乳等を原材料として作られているものがある。例えば、抗炎症成分の塩化リゾチームは鶏卵を原料として、止瀉成分のタンニン酸アルブミンは牛乳を原料として製造されている。そこで、鶏卵や牛乳に対するアレルギーがある人では、塩化リゾチームやタンニン酸アルブミンの配合された医薬品の使用を避けなければならない場合がある。したがって、「b」は正しい。


c B細胞リンパ球(白血球の一つ)には、過去に遭遇した異物を覚える能力があるので、再び異物が侵入した際には、前回よりも強力な免疫反応を引き起こされることがあり、これを"免疫記憶"という。例えば、軽い薬疹(アレルギー症状の一つ)を生じたことのある人が、再び同じ医薬品を使用すると、重症のアレルギー症状が引き起こされることがある。したがって、「c」は誤りである。


d アレルギーには体質的・遺伝的な要素があるので、アレルギーを起こしやすい体質の人や、近い親族にアレルギー体質の人がいる場合には注意する必要がある。したがって、「d」は誤りである。

 



解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集シリーズ

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このページは、ideが2010年5月12日 08:45に書いたブログ記事です。

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