2009年11月アーカイブ

細胞と細胞との間を埋める組織。コラーゲンやエラスチン等の細胞外基質(細胞の分泌物)より構成される。
まぶたのこと。上眼瞼と下眼瞼とから構成され、眼球を保護する作用の他、"まばたき"により、角膜の表面を涙で潤す働きを行う。薄い皮膚組織から成る。
眼球の外側に位置し、眼球を動かす働きを行う。1つの眼球には、6つの眼筋がついており、眼球を上下、左右、斜めに動かすことができる。
目は、眼球、視神経、及び眼瞼等の付属器官から構成されている。眼球は、眼窩(がんか)という骨のくぼみの中におさまっており、外部の視覚情報を集束し、視神経を経て、脳に連絡している。
肝臓は、沈黙の臓器ともいわれ、肝臓機能が悪化しても自覚症状が現れにくいという特徴をもつ。したがって、肝機能を図る指標として、血液中のGOTGPT値が用いられる。GOTGPTは、肝細胞内に含まれる酵素であるが、肝細胞が壊れることによって、血液中に逸脱し、血中から検出される。GOTGPT値が高い状態を放置すると、肝機能障害から肝硬変、肝癌へと進行することがある。
結膜嚢に適用する外用薬(点眼薬、洗眼薬、コンタクトレンズ装着液)で、目の疲れ、かすみ、痒みの症状の緩和を目的とする。
内耳を構成する蝸牛や前庭の内部はリンパ液に満たされており、また、その内壁には、感覚毛をもつ有毛細胞が存在している。有毛細胞は、リンパ液の振動や動きを感覚毛の揺れにより感知し、これらの情報を神経刺激に変換する働きを行う。蝸牛内部の有毛細胞は、音情報を神経刺激に変換することにより、脳が音を聴き取ることができる。他方、前庭内部の有毛細胞は、重力、水平加速度、回転加速度を神経刺激に変換することにより、脳が平衡感覚を知覚することが可能となる。
体外の情報を神経刺激に変換し、脳に伝える器官。可視光線を感じとる"目"、音や平衡感覚を感じとる"耳"、臭いを感じとる"鼻"、圧力・痛み・熱さ・冷たさを感じとる"皮膚"が感覚器に該当する。
眼球及び眼球付属器官を収める骨のくぼみ。眼窩には、脂肪分が多く存在しており、眼球を保護する役割を担っている。
病気の症状が、軽減した状態、あるいは治癒したようにみえる状態をいう。
眼球内を満たしている眼内液(房水、硝子体)の静水圧は、大気圧よりも僅かに高く調節されている。眼圧は、この静水圧と大気圧との差により測定され、通常、眼球壁にかかる圧力のことをいう。眼圧が慢性的に高くなる疾患を緑内障といい、視細胞の損傷により視野狭窄などの症状が生じる。
カルメロースカルシウムを参照。
水分を吸収して膨潤する作用をもつ。腸管内で水分を吸収して、糞便のかさを増し、また、糞便をやわらかくすることを目的として、瀉下薬に配合される。
去痰作用をもつ。痰の中の粘性蛋白質の粘り気を減少させ、痰の切れをよくすることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。
塩化カルプロニウム。コリン作動作用をもつ。頭皮の血管を拡張して、毛根への血行を促すことにより、発毛効果が期待され、毛髪用薬として用いられる。なお、塩化カルプロニウムはアセチルコリンと同様の作用を示すものの、アセチルコリンよりも分解代謝されにくいため、高い持続性を示す。
マレイン酸カルビノキサミン。抗ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、皮膚の炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬に配合される。
止血作用をもつ。患部の出血を止めることを目的として、内用痔疾用薬、歯槽膿漏薬に配合される。
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、筋肉の収縮、血液凝固、神経機能にも関与する。カルシウム主薬製剤は、虚弱体質、腺病質における骨・歯の発育促進、妊娠・授乳期の骨・歯の脆弱予防に用いられる。カルシウム成分として、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム等が配合される。
カルシウムは、骨や歯の形成に必要な栄養素であり、筋肉の収縮、血液凝固、神経機能にも関与する。カルシウム主薬製剤は、虚弱体質、腺病質における骨・歯の発育促進、妊娠・授乳期の骨・歯の脆弱予防に用いられる。カルシウム成分として、クエン酸カルシウム、グルコン酸カルシウム、乳酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム等が配合される。

カルシウム

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電解質の一つで、「Ca」と表記される。細胞内では、小胞体内に偏在しており、細胞質にはほとんど存在しない。細胞がシグナルを受けると、特殊な顆粒内からカルシウムが放出され、細胞質内のカルシウム濃度が急上昇する。これが引き金となり、筋肉は収縮し、神経では神経伝達物質が放出され、また、白血球からは化学伝達物質の放出が始まる等、様々な細胞機能の制御に関係している。骨や歯は、カルシウム成分により硬度が保たれており、また、カルシウムの貯蔵庫としての役割を果たしている。
医薬品を粒状に固めたものであり、粒子が小さい(散剤よりは大きい)ので、錠剤と比較して飲み下しやすい剤形といえる。顆粒剤の表面はコーティングされているので、噛み砕くことなく、水とともに飲み下すのがよい。
白血球のうち、好中球、好酸球、好塩基球を顆粒球という。顆粒球減少症は、血液中の顆粒球数が減少するので。感染症にかかりやすくなる症状といえる。

カリウム

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電解質の一つで、「K」と表記される。細胞外には少なく、細胞内に多く存在する。細胞膜の再分極に働き、心臓の拍動間隔の調整等に関与している。
鉄分の補充を目的として、貧血用薬に配合される。服用後、便が黒くなることがあるが、副作用ではない。
花粉がアレルゲンとなって生じるアレルギー性鼻炎のこと。

カプセル剤

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ゼラチンでできたカプセルに、散剤、顆粒剤、液剤等を充填した剤形。ゼラチンは、ブタの蛋白質を原料としていることが多いので、ブタにアレルギーをもつ人への使用は避ける必要がある。硬カプセル剤と軟カプセル剤がある。

カプサイシン

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局所刺激作用をもつ。皮膚に温感刺激を与えて、患部局所の血行を促す効果が期待され、外皮用薬に配合される。

カフェイン

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植物の生理活性物質の一つであり、覚醒作用、若干の依存性をもつとされる。脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果が期待され、眠気防止薬に配合される。また、平衡感覚の混乱を軽減させること等を目的として、乗物酔い防止薬に配合される。あるいは、かぜ薬、解熱鎮痛薬には、解熱鎮痛成分による鎮痛作用を助けることを目的として配合されている。食品では、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーラ等に多く含まれる。
にきび、吹き出物、毛嚢炎、とびひ等の疾患のことをいう。
細菌等が侵入した組織に、好中球等の白血球の浸潤した結果、粘稠な浸出液が形成された状態をいう。なお、組織内に貯留した粘稠な浸出液を"膿"といい、好中球の死骸等からなる。
果実や蜂蜜等に含まれる単糖類であり、強い甘味をもつ。フルクトースとも呼ばれる。ブドウ糖と結合するとショ糖になる。
収縮することにより管状器官を閉じる働きをする筋肉のこと。噴門(食道と胃の間)、幽門(胃と十二指腸の間)、肛門(糞便の排出口)、尿道等に存在し、管腔内容物の通過を調節する働きを行う。
ビタミンB1欠乏症の一つで、心不全による"下肢のむくみ"、神経障害による"下肢の痺れ"等の症状を生じる。

カゼイン

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牛乳に含まれる蛋白質の一つであり、一般に乳固形分に相当する。乳蛋白質の80%程度を占める。
鉱物の一種で、水酸化マグネシウムとケイ酸塩からなる。利尿作用や抗炎症作用が期待される。
副腎髄質や交感神経節細胞にできる腫瘍。ホルモン分泌の過剰亢進が起こり、高血圧、頭痛、発汗過多、代謝亢進、血糖上昇等が生じる。
マメ科のクズの根を用いた生薬。解熱、鎮痙等の作用が期待される。
肺や気管支からの気道出血のことをいう。通常、咳を伴い、泡を含む。なお、消化管からの出血を、吐血という。

かぜ薬

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総合感冒薬とも呼ばれ、かぜの諸症状の緩和を図ることにより、体力の消耗を防ぐことを目的としている。ウイルスの増殖を抑えたり、排除する作用はない。解熱鎮痛成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分、アドレナリン作動成分、鎮咳成分、去痰成分、抗炎症成分等が配合されている。
人間の目で見える波長の光(電磁波)をいう。なお、赤外線と紫外線は可視光線に区分されないことから、不可視光線とも呼ばれる。
瀉下作用をもつ。大腸を刺激して、排便を促すことを目的として、瀉下薬に配合される。カサントラノールともいう。
オキシドールともいう。消毒成分である。過酸化水素の分解に伴って活性酸素が発生し、これが殺菌消毒作用を示す。また、発生する酸素の泡立ちにより、物理的な洗浄効果が得られる。細菌類の一部に対して殺菌消毒作用を示すが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒薬として用いられる。

カオリン

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カオリナイト等からなる粘土を用いた生薬。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することから、止瀉作用が期待される。

外皮系

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皮膚、皮膚腺、角質より構成される。皮膚腺には汗腺、皮脂腺、乳腺等が、角質には爪や毛等が該当する。
大腸の一部を指す。左上腹部から"左下腹部でS状結腸に接続する"までの部分をいう。糞便は、下行結腸やS状結腸に蓄積され、直腸に移行することにより、便意が催される。
目の黒目の部分は、角膜によって覆われている。角膜は、光線の屈折に作用する他、眼球を保護する役割を担う。目に入った光は、"角膜→房水→水晶体→硝子体"を経て、網膜の視細胞を興奮させることにより、視覚信号を発生させる。
乾燥や物理的刺激により、表皮の角質層が肥厚して、硬くなる症状をいう。

カオリン

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カオリナイト等からなる粘土を用いた生薬。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することから、止瀉作用が期待される。
毛細血管では、血漿成分の一部が血管壁を通過して、細胞と細胞の間に移行する。この液体を組織間質液という。組織間質液は、リンパ管に入ってリンパ液と呼ばれるようになる。リンパ管は次第に他のリンパ管と合流し、最終的には一本のリンパ管に統合され、左鎖骨下静脈に合流する。つまり、リンパ液はリンパ管内だけを流れるわけではない。このように、同系統の管内だけでなく、さまざまな部分を体液が循環するシステムを、開放循環系という。
分泌物が体表部あるいは消化管腔内に放出する腺をいう。体表部に分泌するものには汗腺、皮脂腺、乳腺があり、消化管腔内に分泌するものには消化腺がある。血液中に放出する腺は、内分泌腺という。

外皮系

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皮膚、皮膚腺、角質より構成される。皮膚腺には汗腺、皮脂腺、乳腺等が、角質には爪や毛等が該当する。

カイニン酸

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回虫に痙攣を起こさせ、虫体を排便とともに排出する作用をもつ。駆虫薬に配合される。生薬成分のマクリ(紅藻類のマクリの全草)の有効成分でもある。

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