塩酸メチルシステイン。去痰作用をもつ。痰の中の粘性蛋白質の粘り気を減少させ、痰の切れをよくすることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。
アドレナリン作動作用をもつ。粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を広げることを目的として、かぜ薬に配合される。
臭化メチルオクタトロピン。抗コリン作用をもつ。腸管運動を抑えることを目的として、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される。
抗ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、喉、皮膚、目の炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬、口腔咽喉薬、アレルギー用薬、鼻炎用点鼻薬、点眼薬に配合される。また、延髄や内耳の働きを調節することを目的として、乗物酔い防止薬に配合される。あるいは、痒みを和らげることを目的として、外皮用薬、外用痔疾用薬に配合される。
アドレナリン作動作用を示し、気管平滑筋を弛緩させて鎮咳作用を発現する。エフェドリンと比較して、血管や心臓に対する影響が弱く、血圧上昇や不整脈の副作用が少ないという特徴をもつ。粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を広げることを目的として、かぜ薬に配合される。また、鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげることを目的として、鼻炎用内服薬に配合される。あるいは、血管を収縮し、止血効果を期待して、外用痔疾用薬に配合される。長期にわたって連用すると、薬物依存を生じるおそれがある。塩酸メチルエフェドリンと同じ。
制酸作用をもつ。解熱鎮痛成分による胃腸障害を減弱させることを目的として、解熱鎮痛薬に配合される。また、制酸成分として胃薬に配合される。なお、炭酸飲料等、酸度の高い食品と一緒に服用するべきではない。アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
制酸作用をもつ。解熱鎮痛成分による胃腸障害を減弱させることを目的として、解熱鎮痛薬に配合される。また、制酸成分として胃薬に配合される。なお、炭酸飲料等、酸度の高い食品と一緒に服用するべきではない。アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果が期待され、眠気防止薬に配合される。また、平衡感覚の混乱を軽減させること等を目的として、乗物酔い防止薬に配合される。あるいは、かぜ薬、解熱鎮痛薬には、解熱鎮痛成分による鎮痛作用を助けることを目的として配合されている。
カンラン科のミルラ等の全木から得られる樹脂、精油成分を用いた生薬。咽頭粘膜をひきしめる作用の他、抗菌作用が期待される。
は元素の一つ。骨の形成に関与し、また、糖質・脂質代謝を担う酵素の構成成分となる。
消化管に存在するオピオイド受容体に作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされ、整腸薬に用いられる。まれに重篤な副作用として肝機能障害があるので、肝臓病の人は注意する必要がある。
抗ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、皮膚の炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬に配合される。
目の乾きを改善する作用をもつ。結膜や角膜の乾きを防止することを目的として、眼科用薬に配合される。
消毒成分である。結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して、比較的広い殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。手指・皮膚の他、器具等の消毒に用いられる。
大豆油から抽出したレシチンの一種。肝臓でのコレステロール代謝を促すことにより、高コレステロール改善作用を示す。高コレステロール改善薬に配合される。
外皮用薬の血行促進成分として用いられる。なお、血液凝固抑制作用があるため、出血傾向のある人、出血性血液疾患(血友病、血小板減少症、紫斑病等)の人は、注意する必要がある。
塩酸ポリアルキルポリアミノエチルグリシン。消毒成分である。結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して、比較的広い殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。手指・皮膚の他、器具等の消毒に用いられる。
抗菌成分である。サルファ剤の一つで、細菌のDNA合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。全ての細菌に対して有効というわけではなく、また、真菌やウイルスには効果がない。抗菌成分として外皮用薬に配合される。
消毒成分である。ヨウ素系成分は、細菌類、真菌類、結核菌、ウイルスに対して有効で、殺菌消毒薬として用いられる。また、口腔内および咽頭部において、局所的な作用を目的として、口腔咽喉薬、うがい薬、口内炎用薬に配合される。なお、ビタミンCと反応すると、脱色して、その効果が失われる。まれにショックやアナフィラキシー様症状のような重篤な副作用を生じることがある。
ボタン科ボタンの根の皮を用いた生薬。血行を促進させる作用が期待される。
ビタミンB1成分である。疲労回復を目的として、かぜ薬に配合される。
消毒成分である。細菌や真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒薬として用いられる。口腔内、鼻腔内および咽頭部の局所的な作用を目的として、口腔咽喉薬、うがい薬、鼻炎用点鼻薬に配合される。また、痔に伴う局所の細菌感染を防止することを目的として、外用痔疾用薬に配合される。塩化ベンゼトニウムと同じ。
食物に含まれる蛋白質は、胃液の中に含まれるペプシンの働きにより、半消化された状態に分解される。この半消化された蛋白質を、ペプトンという。
胃壁には胃腺が存在し、胃腺に分布する主細胞からは、ペプシノーゲンが分泌される。ペプシノーゲンは、胃の中の強酸性条件下において限定分解され、蛋白質分解作用をもつペプシンに変換される。
ピレスロイド系の殺虫成分。比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤として用いられる。
抗菌成分である。細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として、止瀉薬に配合される。塩化ベルベリンと同じ。
抗コリン作用をもつ。くしゃみや鼻汁を抑えることを目的として、かぜ薬、鼻炎用内服薬に配合される。
体内で代謝されてニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の作用により、末梢の血液循環の改善が期待される。
食物に含まれる蛋白質は、胃液の中に含まれるペプシンの働きにより、半消化された状態に分解される。この半消化された蛋白質を、ペプトンという。
蛋白質分解作用をもつ消化酵素である。消化管内容物に含まれる蛋白質を半消化して、ペプトンに分解する働きをもつ。
胃壁には胃腺が存在し、胃腺に分布する主細胞からは、ペプシノーゲンが分泌される。ペプシノーゲンは、胃の中の強酸性条件下において限定分解され、蛋白質分解作用をもつペプシンに変換される。
ビタミン様物質である。粘膜の健康維持・回復、ビタミンCの吸収を助けることを期待して、かぜ薬、滋養強壮保健薬に配合される。
去痰作用をもつ。気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰の切れをよくすることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。塩酸ブロムヘキシンと同じ。
抗菌成分である。細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として、止瀉薬に配合される。塩化ベルベリンと同じ。
食物に含まれる蛋白質は、胃液の中に含まれるペプシンの働きにより、半消化された状態に分解される。この半消化された蛋白質を、ペプトンという。
蛋白質分解作用をもつ消化酵素である。消化管内容物に含まれる蛋白質を半消化して、ペプトンに分解する働きをもつ。
胃壁には胃腺が存在し、胃腺に分布する主細胞からは、ペプシノーゲンが分泌される。ペプシノーゲンは、胃の中の強酸性条件下において限定分解され、蛋白質分解作用をもつペプシンに変換される。
酵素成分である。蛋白質分解作用を示し、炎症性物質(起炎性ポリペプタイド)の分解作用を示すことから、抗炎症効果が得られる。また、フィブリン様物質の分解作用を示し、漏出した血漿成分を血管内への回収を促すことから、抗浮腫効果を発現する。鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげることを目的として、かぜ薬、アレルギー用薬に配合される。また、内用痔疾用薬に配合される。なお、血液凝固因子のフィブリノゲンやフィブリンを分解する作用も示すので、出血傾向を促すおそれがある。
テオクル酸プロメタジン。抗ヒスタミン作用をもつ。延髄や内耳の働きを調節することを目的として、乗物酔い防止薬に配合される。海外において、乳児突然死症候群や乳児睡眠時無呼吸発作のような、致命的な副作用を生じたとする報告がある。
去痰作用をもつ。気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰の切れをよくすることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。塩酸ブロムヘキシンと同じ。
カーバマイド系の殺虫成分。アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)の働きを阻害することにより殺虫作用を示す。同様に、アセチルコリン分解酵素阻害作用をもつ有機リン酸系殺虫成分と比較して、毒性が低いという特徴をもつ。
ステロイド性の抗炎症成分。患部局所において、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、痒みや発赤等の皮膚症状を和らげる効果を発現し、外用痔疾用薬や外皮用薬に配合される。全身性の副作用を起こすおそれがあるので、長期連用に注意する必要がある。酢酸プレドニゾロンと同じ。
ビタミンB1成分である。疲労回復を目的として、かぜ薬に配合される。あるいは、神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時におけるビタミンB1補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。塩酸フルスルチアミンと同じ。
有機リン酸系の殺虫成分。アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して、その働きを阻害する作用をもつ。哺乳類や鳥類では速やかに分解・排泄されるので、人に対する毒性は比較的低いといえる。しかし、多量に誤飲した場合には、神経の異常な興奮、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるので、注意する必要がある。
肝臓において産生されるビタミンK依存性の蛋白質である。血液凝固の促進、血小板凝集の促進に作用する。
局所麻酔作用をもつ。適用された部位周辺の知覚神経に作用して、刺激伝達を可逆的に遮断する。痔に伴う痛み・痒みを和らげる効果を目的として、外用痔疾用薬に配合される。塩酸プロカインと同じ。
ステロイド性の抗炎症成分。患部局所において、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、痒みや発赤等の皮膚症状を和らげる効果を発現し、外用痔疾用薬や外皮用薬に配合される。全身性の副作用を起こすおそれがあるので、長期連用に注意する必要がある。酢酸プレドニゾロンと同じ。
プレドニゾロン → 吉草酸酢酸プレドニゾロン、プレドニゾロン酢酸エステル(酢酸プレドニゾロン)
ビタミンB2成分である。新陳代謝を改善する効果を期待して、眼科用薬に配合される。あるいは、口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、湿疹、皮膚炎、かぶれ、ただれ、にきび、肌荒れ、赤鼻、目の充血、目の痒みの症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB2補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
抗菌成分である。細菌の蛋白質合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。抗菌成分として外皮用薬に配合される。硫酸フラジオマイシンと同じ。
鉄分の補充を目的として、貧血用薬に配合される。服用後、便が黒くなることがあるが、副作用ではない。
抗ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、皮膚の炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬、アレルギー用薬に配合される。
抗炎症作用をもつ。皮膚の炎症によるほてりや痒みの緩和を目的として、外皮用薬に配合される。
塩酸ブテナフィン。抗真菌成分である。白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げることにより、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
抗コリン作用をもつ。腸管運動を抑えることを目的として、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される。臭化ブチルスコポラミンと同じ。
有機リン酸系の殺虫成分。アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して、その働きを阻害する。哺乳類や鳥類では速やかに分解・排泄されるので、人に対する毒性は比較的低いといえる。しかし、多量に誤飲した場合には、神経の異常な興奮、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるので、注意する必要がある。
ピレスロイド系の殺虫成分。比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤として用いられる。
塩酸プソイドエフェドリン。アドレナリン作動作用をもつ。粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を広げることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。また、鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげることを目的として、鼻炎用内服薬に配合される。他のアドレナリン作動成分と比較して、中枢神経系に対する作用が強く、不眠や神経過敏の副作用に注意する必要がある。長期にわたって連用すると、薬物依存を生じるおそれがある。
有機リン酸系の殺虫成分。アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して、その働きを阻害する。哺乳類や鳥類では速やかに分解・排泄されるので、人に対する毒性は比較的低いといえる。しかし、多量に誤飲した場合には、神経の異常な興奮、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるので、注意する必要がある。
鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。
消炎鎮痛作用をもつ。筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫等による鎮痛を目的として、外皮用薬に配合される。
ピレスロイド系の殺虫成分。比較的速やかに自然分解して残効性が低いため、家庭用殺虫剤として用いられる。シラミの駆除用に人体に直接適用される唯一の殺虫成分である。
消毒成分である。細菌や真菌類の蛋白質を変性させることより、殺菌消毒作用を示す。殺菌消毒薬として用いられる。また、歯の齲蝕(うしょく)部分の細菌繁殖を抑えることを目的として、歯痛薬に配合される。なお、歯痛薬として用いる場合には、フェノールのもつ腐食性の発現を抑えるために、カンフルと組み合わせることが多い。
消炎鎮痛作用をもつ。筋肉痛、関節痛、打撲、捻挫等による鎮痛を目的として、外皮用薬に配合される。
抗真菌成分である。白癬菌の代謝を妨げることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。なお、単独では抗真菌作用が弱いので、他の抗真菌成分と組み合わせて用いられる。
塩酸ピレンゼピン。抗コリン作用をもつ。胃液の分泌を抑えることを目的として、胃薬に配合される。
パモ酸ピルビニウム。蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑制する作用を示し、駆虫薬に配合される。なお、服用後、尿や糞便が赤く着色することがあるが、これは副作用ではない。
副作用の一つ。ピリン系成分の使用により引き起こされる薬疹のこと。
胆汁色素ともいう。胆汁が受け持つ役割の一つは、体内で不要になったものを消化管内に排出し、糞便とともに体外に排泄することである。ビリルビンは、赤血球中のヘモグロビンが分解して生じた老廃物であり、胆汁成分となって消化管内に排出される。糞便が茶褐色をしているのは、ビリルビンの影響によるものである。
殺虫作用をもたないが、昆虫成長阻害作用を示す。昆虫の変態や脱皮を阻害し、幼虫が蛹になるのを妨げることから、結果的に、害虫の増殖を抑える効果をもたらす。ただし、不完全変態(蛹にならない)の昆虫、ダニには効果がない。
抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。
アセチルコリンの伝達を妨げ、回虫及び蟯虫の運動筋を麻痺させることにより、虫体を肛門から排出する作用をもつ。駆虫薬に配合される。副作用として、痙攣、倦怠感、眠気、食欲不振、下痢、便秘等を生じることがある。リン酸ピペラジンと同じ。
ステロイド性成分である。患部局所において、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、痒みや発赤等の皮膚症状を和らげる効果を発現する。外皮用薬に配合される。酪酸ヒドロコルチゾンと同じ。
ステロイド性の抗炎症成分である。患部局所において、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、痒みや発赤等の皮膚症状を和らげる効果を発現し、外用痔疾用薬や外皮用薬に配合される。全身性の副作用を起こすおそれがあるので、長期連用に注意する必要がある。酢酸ヒドロコルチゾンと同じ。
塩酸ヒドロキソコバラミン。ビタミンB12成分である。赤血球の形成を助け、神経機能を正常に保つ働きがあり、ビタミンB12の補給を目的として滋養強壮薬に配合される。
目の乾きを改善する作用をもつ。結膜や角膜の乾きを防止することを目的として、眼科用薬に配合される。
有害物質の吸着作用をもつ。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することを目的として、止瀉薬に配合される。
体内の脂質を酸化から守り、細胞の活動を助け、血行促進効果が期待される。末梢神経障害による肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和、更年期における肩・首すじのこり、冷え、手足のしびれ、のぼせ、月経不順等の症状の緩和、また、老年期におけるビタミンEの補給に用いられる。ビタミンE成分として、トコフェロール、コハク酸トコフェロール、酢酸トコフェロール等が配合されている。
腸管でのカルシウムの吸収を促進し、腎臓の尿細管において、カルシウムの再吸収を促す働きが期待される。エルゴカルシフェロールやコレカルシフェロールが配合され、骨歯の発育不良、くる病の予防、あるいは、妊娠・授乳期、発育期、老年期のビタミンDの補給に用いられる。なお、ビタミンDの過剰症としては、高カルシウム血症や異常石灰化が知られている。
体内の脂質を酸化から守り、皮膚・粘膜機能を正常に保つ働きがある。また、メラニンの産生を抑える働きが期待される。しみ、そばかす、日焼け・かぶれによる色素沈着の症状の緩和、歯ぐきからの出血・鼻出血の予防、または、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期におけるビタミンCの補給に用いられる。ビタミンC成分として、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カルシウムが配合される。
蛋白質の代謝に関与し、皮膚や粘膜、神経機能を維持する働きが期待される。口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、湿疹、皮膚炎、かぶれ、ただれ、にきび、肌荒れ、手足のしびれの症状の緩和、また、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB6補給に用いられる。ビタミンB6成分として、塩酸ピリドキシン、リン酸ピリドキサールが配合される。
脂質の代謝に関与し、皮膚・粘膜機能を正常に保つ働きが期待される。口角炎、口唇炎、口内炎、舌炎、湿疹、皮膚炎、かぶれ、ただれ、にきび、肌荒れ、赤鼻、目の充血、目の痒みの症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB2補給に用いられる。なお、ビタミンB2を摂取すると、尿が黄色になることがある。ビタミンB2成分として、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、リン酸リボフラビンナトリウム等が配合される。
赤血球の形成を助け、神経機能を正常に保つ働きが期待される。シアノコバラミン等が配合される。
炭水化物からのエネルギー産生を円滑に進め、神経機能の維持、あるいは腸管運動を促進する働きが期待される。神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、または、肉体疲労時、妊婦・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB1補給に用いられる。ビタミンB1成分として、塩酸チアミン、硝酸チアミン、硝酸ビスチアミン、チアミンジスルフィド、塩酸フルスチアミン、ビスイブチアミン等が配合される。
ビタミンAを含む医薬品成分である。傷の治りを促す作用を期待して、外用痔疾用薬に配合される。また、目の乾燥感、夜盲症の症状の緩和、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、発育期のビタミンAの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
ビタミンB1成分である。疲労回復を目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。あるいは、神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、または、肉体疲労時、妊婦・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミンB1補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
酵素を複合した成分である。デンプン、蛋白質を分解する作用を示し、炭水化物や蛋白質の消化促進効果を目的として、胃薬に配合される。
ビタミンB5成分である。皮膚・粘膜等の機能を維持することを期待して、滋養強壮保健薬に配合されている。
ビタミンB5成分である。眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に、粘膜・皮膚の健康維持・回復を目的としてアレルギー用薬に、目の調節機能の回復を促す効果を期待して眼科用薬に配合される。また、皮膚・粘膜等の機能を維持することを期待して、滋養強壮保健薬に配合されている。
ビタミンB5成分である。粘膜・皮膚の健康維持・回復を目的としてアレルギー用薬に、目の調節機能の回復を促す効果を期待して眼科用薬に配合される。また、皮膚・粘膜等の機能を維持することを期待して、滋養強壮保健薬に配合されている。
蟯虫の呼吸や栄養分の代謝を抑制する作用を示し、駆虫薬に配合される。なお、服用後、尿や糞便が赤く着色することがあるが、これは副作用ではない。
消化管の平滑筋に直接作用し、鎮痙作用を示す。腸管運動を抑えることを目的として、胃腸鎮痙薬に配合される。塩酸パパベリンと同じ。
局所刺激作用をもつ。冷感刺激を発生させることにより、痒みを感じなくする効果が期待される。外皮用薬、外用痔疾用薬、歯痛薬に配合される。
抗菌成分である。細菌の細胞壁合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。抗菌成分として外皮用薬に配合される。
ユリ科のジャノヒゲ等の根の膨大部を用いた生薬。鎮咳作用、去痰作用、滋養強壮作用が期待される。
局所刺激作用をもつ。皮膚に温感刺激を与えて、患部局所の血行を促す効果が期待され、外皮用薬に配合される。
鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。塩酸ノスカピンと同じ。
鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。
アセチルコリン分解酵素の働きを抑える作用をもつ。神経伝達物質のアセチルコリンは、毛様体に作用して、水晶体の厚さを変え、光の屈折調整に関与している。メチル硫酸ネオスチグミンは、アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)の働きを抑え、アセチルコリンの活性を維持する効果を期待して、眼科用薬に配合される。メチル硫酸ネオスチグミンと同じ。
ウコギ科オタネニンジンの根を用いた生薬。朝鮮人参とも呼ばれる。ストレスに対する抵抗力や新陳代謝の亢進が期待される。
酵素を複合した成分である。蛋白質、中性脂肪(トリグリセリド)を分解する作用を示し、蛋白質や脂肪の消化促進効果を目的として、胃薬に配合される。
ジヒドロピリジン系のカルシウム拮抗成分であり、血管平滑筋の弛緩に作用することから、降圧薬として用いられる。なお、グレープフルーツに含まれるフラボノイドは、ジヒドロピリジン系薬剤の代謝過程を阻害して、血中の薬物濃度の上昇に作用することが知られている。したがって、ニフェジピンの服用中のグレープフルーツの摂取には注意する必要がある。
ピロキシリンともいう。収斂作用をもつ。外皮用薬の収斂・皮膚保護成分として用いられる
局所刺激作用をもつ。皮膚に温感刺激を与えて、患部局所の血行を促す効果が期待され、外皮用薬の血行促進成分として用いられる。
ビタミンB3(ナイアシン)成分である。眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に、粘膜・皮膚の健康維持・回復を目的としてアレルギー用薬に配合される。また、皮膚・粘膜等の機能を維持することを助けることを目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
メギ科のナンテンの果実を用いた生薬。知覚神経や運動神経に作用して、鎮咳作用が期待される。
アドレナリン作動作用をもつ。血管を収縮し、止血効果を期待して、外用痔疾用薬、外皮用薬に配合される。また、鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻粘膜の充血や腫れの緩和を期待して、鼻炎用点鼻薬に配合されている。塩酸ナファゾリンと同じ。
「Na」と表記される。電解質の一つであり、細胞内には少なく、細胞外に多く存在している。この濃度勾配の形成・解除が、細胞機能の発現に重要な役割を果たしている。また、ナトリウムは、水分を拘束する働きが強いので、その過剰摂取は体内の水分貯留を促進し、浮腫や高血圧症の原因ともなる。
消化管に存在するオピオイド受容体に作用して、消化管の運動を調整する作用があるとされ、整腸薬に用いられる。まれに重篤な副作用として肝機能障害があるので、肝臓病の人は注意する必要がある。マレイン酸トリメブチンと同じ。
アドレナリン作動作用をもつ。気管・気管支を広げることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。塩酸トリメトキノールと同じ。
塩酸トリプロリジン。抗ヒスタミン作用をもつ。蕁麻疹、湿疹、かぶれ、及びそれらに伴う皮膚の痒み、鼻炎の症状を抑えることを目的として、アレルギー用薬に配合される。
消毒成分である。水に溶けると次亜塩素酸を発生し、細菌、真菌、結核菌、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多い。なお、結核菌に対しては十分な効果の得られないことがある。
胃粘膜保護成分である。胃粘膜の修復作用をもち、荒れた胃粘膜の修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。なお、服用後、糞便が緑色になることがあるが副作用ではない。
ビタミンE成分である。末梢神経障害による肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和、更年期における肩・首すじのこり、冷え、手足のしびれ、のぼせ、月経不順等の症状の緩和、また、老年期におけるビタミンEの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合される。
グルココルチコイドとも呼ばれる。副腎皮質束状層より産生・分泌されるステロイドホルモンの総称であり、コルチゾールやコルチコステロン等が区分される。糖代謝だけではなく、タンパク質・脂肪代謝に関与し、様々なストレスに対する作用、抗炎症反応作用等を示す。
利胆作用(胆液の分泌を促す作用)を示し、脂肪の消化促進効果を目的として、胃薬に配合される。
ビタミンE成分である。末梢血行障害の緩和を目的として、高コレステロール改善薬、外用痔疾用薬に配合される。また、ヘモグロビン産生や赤血球の形成促進作用を期待して貧血用薬として、結膜充血や疲れ目の症状を改善する効果を期待して眼科用薬として、血行を促す効果を期待して歯槽膿漏薬として用いられる。あるいは、末梢血管障害の緩和、更年期の諸症状の緩和、老年期のビタミンEの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。酢酸トコフェロールと同じ。
ビタミンE成分である。血行を促す効果を期待して、歯槽膿漏薬に配合される。コハク酸トコフェロールカルシウムと同じ。
グルココルチコイドとも呼ばれる。副腎皮質束状層より産生・分泌されるステロイドホルモンの総称であり、コルチゾールやコルチコステロン等が区分される。糖代謝だけではなく、タンパク質・脂肪代謝に関与し、様々なストレスに対する作用、抗炎症反応作用等を示す。
胃粘膜保護成分である。胃粘膜の修復作用をもち、荒れた胃粘膜の修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。なお、服用後、糞便が緑色になることがあるが副作用ではない。
有害物質の吸着作用をもつ。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することを目的として、止瀉薬に配合される。
胃粘膜保護成分である。胃粘液の分泌促進作用や胃粘膜の修復作用をもつ。胃粘液の分泌を促し、荒れた胃粘膜の修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。まれに重篤な副作用として肝機能障害を引き起こすことがある。
塩酸テトラヒドロゾリン。アドレナリン作動作用をもつ。血管を収縮し、止血効果を期待して、外用痔疾用薬に配合される。また、鼻粘膜の血管を収縮させ、鼻粘膜の充血や腫れの緩和を期待して、鼻炎用点鼻薬に配合される。
有害物質の吸着作用をもつ。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することを目的として、止瀉薬に配合される。
浸透圧によって腸管壁から水分を取り込む作用をもつ。直腸粘膜を刺激して排便を促すことを目的として、浣腸薬に配合される
アミノエチルスルホン酸のこと。アミノ酸成分である。疲労回復効果を期待して、かぜ薬に配合される。また、眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に、目の疲れを改善する効果を期待して眼科用薬に、肝臓機能を改善する働きを期待して、滋養強壮保健薬に配合される。
有機リン酸系の殺虫成分。アセチルコリン分解酵素(コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して、その働きを阻害する作用をもつ。哺乳類や鳥類では速やかに分解・排泄されるので、人に対する毒性は比較的低いといえる。しかし、多量に誤飲した場合には、神経の異常な興奮、縮瞳、呼吸困難、筋肉麻痺等の症状が現れるので、注意する必要がある。
浸透圧によって腸管壁から水分を取り込む作用をもつ。直腸粘膜を刺激して排便を促すことを目的として、浣腸薬に配合される
胃粘膜保護成分である。胃粘液の分泌促進作用や胃粘膜の修復作用をもつ。胃粘液の分泌を促し、荒れた胃粘膜の修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。まれに重篤な副作用として肝機能障害を引き起こすことがある。
大豆油不鹸化物のこと。腸管でのコレステロールの吸収を抑制し、高コレステロール改善作用を示す。高コレステロール改善薬に配合される。
酵素成分である。線維質(セルロース)を糖に分解する作用を示し、食物線維の消化促進効果を目的として、胃薬に配合される。
酵素成分である。蛋白質分解作用を示し、炎症性物質(起炎性ポリペプタイド)を分解することから、抗炎症効果が得られる。また、フィブリン様物質の分解作用を示し、漏出した血漿成分の血管への回帰を導くことから、抗浮腫効果を発現する。鼻粘膜や喉の炎症による腫れを和らげることを目的として、かぜ薬に配合される。他方、血液凝固因子のフィブリノゲンやフィブリンを分解するので、出血傾向を促すおそれがある。
抗菌成分である。サルファ剤の一つで、細菌のDNA合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。全ての細菌に対して有効というわけではなく、また、真菌やウイルスには効果がない。抗菌成分として外皮用薬に配合される。
抗菌成分である。サルファ剤の一つで、細菌のDNA合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。全ての細菌に対して有効というわけではなく、また、真菌やウイルスには効果がない。抗菌成分として外皮用薬に配合される。
硝酸スルコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
硝酸スルコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
ビタミンB1成分である。疲労回復を目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬、婦人薬に配合される。また、眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に用いられる。あるいは、神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時におけるビタミンB1補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
ビタミンB1成分である。疲労回復を目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬、婦人薬に配合される。また、眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に用いられる。あるいは、神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時におけるビタミンB1補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
抗菌成分である。サルファ剤の一つで、細菌のDNA合成を阻害することによって、抗菌作用を示す。全ての細菌に対して有効というわけではなく、また、真菌やウイルスには効果がない。抗菌成分として外皮用薬に配合される。
硝酸スルコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
腸内容物の浸透圧を高めることにより、糞便中の水分量を増やし、また、大腸を刺激することによって排便を促す作用をもつ。瀉下薬に配合される。
ビタミンB1成分である。神経痛、筋肉痛、関節痛、手足のしびれ、便秘、眼精疲労、脚気の症状の緩和、また、肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時におけるビタミンB1補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。
抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞膜構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞膜透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑える作用を目的として、外皮用薬に配合される。
ショウガ科のショウガの根茎を用いた生薬。発汗を促して解熱を補助する作用、あるいは香りによる健胃作用が期待される。