2009年2月アーカイブ

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集阪府 平成20年度第1回

【問:次のac一般用医薬品に関する記述の正誤について、正しい組み合わせをした表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい。】


a 医薬品は、その適正な使用のために必要な情報(適正使用情報)を伴って初めて医薬品としての機能を発揮する。

b 登録販売者は、購入者等への情報提供及び相談対応を行うために添付文書や製品表示に記載されている内容を的確に理解しておく。

c 添付文書は、医師・薬剤師・登録販売者等の専門家だけが理解できるように作成されている。

 

 

a

b

c

1

2

3

4

5




消毒成分である。水に溶けると次亜塩素酸を発生し、細菌、真菌結核ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌消毒に用いられることが多い。なお、結核に対しては十分な効果の得られないことがある。

 

真菌作用をもつ。白癬菌の膜輸送の機能を妨げることによって、白癬菌の増殖を抑える作用を示し、抗真菌成分として外皮用薬に配合される。

COXとも呼ばれる。細胞内では、細胞脂質のアラキドン酸を原料にして、発痛・発熱物質のプロスタグランジンが生成されている。シクロオキシゲナーゼは、プロスタグランジンの生成過程の一つを担う酵素であり、この酵素の作用が阻害されると、プロスタグランジンの生成が抑えられ、痛みや発熱抑制される。

界面活性剤で、腸内容物に水分が浸透しやすくする作用をもつ。糞便中の水分量を増して、柔らかくすることを目的として、瀉下薬に配合される。

消毒成分である。細菌、真菌結核ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。また、金属腐食性や漂白作用をもつ。器具等の殺菌消毒に使用されるが、皮膚刺激性が強いため、手指・皮膚殺菌消毒には用いられない。なお、結核に対しては十分な効果の得られないことがある。

サントニン

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回虫の自発運動を抑え、虫体を糞便とともに体外に排出する作用をもつ。駆虫薬に配合される。なお、サントニン消化管から吸収されると、主に肝臓にて代謝されることから、肝臓病の人は注意する必要がある。

酸化亜鉛

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収斂作用をもつ。外皮用薬の収斂・皮膚保護成分として用いられる。また、直腸粘膜表面に不溶性の皮膜を形成する作用があり、止血効果を期待して、外用痔疾用薬に配合される。
かつて、催眠鎮消炎鎮痛作用をもつ。局所刺激により患部の血行を促し、また、末梢の知覚神経に軽い麻痺を起こすことによって、鎮痛効果が得られる。鎮痛を目的として、外皮用薬に配合される。静成分として一般用医薬品にも配合されていたことがある。しかし、胎盤関門を通過し、胎児の血管新生を抑制する"予期しない作用"があったので、妊婦が使用したことにより、出生児に四肢欠損、耳の障害等の先天異常発生した。後になって、サリドマイドには、R体とS体の光学異性体があり、R体は鎮静作用、S体は血管新生の抑制作用をもつことが判明した。サリドマイドによる奇形発生は、胎児の血管新生が妨げられることによるものである。なお、サリドマイドのR体とS体は、体内で相互変換することから、R体のみを分離して製剤化しても、奇形を避けることはできない。
消炎鎮痛作用をもつ。局所刺激により患部の血行を促し、また、末梢の知覚神経に軽い麻痺を起こすことによって、鎮痛効果が得られる。鎮痛を目的として、外皮用薬に配合される

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集四国 平成20年度第1回

【問:次の記述は、医薬品に関するものである。店舗販売業の店舗において、登録販売者が販売した場合、薬事法に照らして、違反とならないものを「正」、違反となるものを「誤」として、正誤の組み合わせが正しいものを下欄から選びなさい。】

a 医療用医薬品

b 製造販売承認申請の際、厚生労働大臣が承認を行うにあたって、あらかじめ、薬事・食品衛生審議会の意見を聴く必要があるとされた医薬品であって、当該申請にかかる承認を受けてから厚生労働省令で定める期間を経過したもの。

第二類医薬品。

その副作用等により日常生活に支障を来たす程度の健康被害が生ずる恐れがある医薬品のうちその使用に関し特に注意が必要なものとして厚生労働大臣が指定するもの。



下欄

 

a

b

c

d

1

2

3

4

5

 


サリチル酸

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角質軟化作用をもつ。皮膚表面の角質成分を溶解することを目的として、外皮用薬に配合される。
解熱鎮痛作用を示し、サリチル酸系解熱鎮痛成分に区分される。水疱インフルエンザに罹患した小児(15歳未満)は、サリチルアミドの配合されるかぜ薬の使用を避ける必要がある。かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。
視力調整等の症状を改善する効果を期待して、眼科用薬に配合される。また、目の乾燥感、夜盲症の症状の緩和、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、発育期のビタミンAの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。

サフラン

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アヤメ科サフランの柱頭を用いた生薬。鎮静作用、鎮痛作用、滞った月経を促す効果が期待される。

サザピリン

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解熱鎮痛作用をもち、サリチル酸系解熱鎮痛成分に区分される。ライ症候群との関連性を示唆されているため、15歳未満の小児に対しては使用してはならない。解熱鎮痛薬に配合される。
目の乾きを改善する作用をもつ。結膜角膜の乾きを防止することを目的として、眼科用薬に配合される。
ムコ多糖の一種。関節筋肉痛を和らげる目的で、滋養強壮保健薬に配合される。
1本鎖RNA鎖のエンベロープウイルスであり、呼吸器や腸に炎症を引き起こす。かぜの原因となる。
動物細胞細胞に含まれる成分であり、膜強度を維持する役割を果たしている。副腎では、様々な副腎皮質ホルモン代謝されて、体内環境の調節を行う。また、肝臓では、胆汁塩に代謝され、胆汁の主用な成分となり、消化管内容物中に含まれる脂質成分の円滑な消化・吸収に関与している。血中コレステロール値が高くなると、動脈硬化や心筋梗塞等の血管系疾患を引き起こすリスクが上昇することが知られている。
ビタミンD成分である。骨歯の発育不良、くる病の予防、妊娠・授乳期・発育期・老年期のビタミンDの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合される。
解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北陸・東海 平成20年度第1回

【問:かぜ薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

かぜの原因のほとんどはウイルス感染であるが、かぜ薬は、ウイルス増殖を抑えたり、体内から取り除くものではなく、咳で眠れなかったり、発熱で体力を消耗しそうなときなどに、それら諸症状の緩和を図るものである。

エテンザミド等については、15歳未満の小児でインフルエンザにかかっているときは使用を避ける必要があるため、インフルエンザ流行期には解熱鎮痛成分がアセトアミノフェン生薬成分のみからなる製品の選択を提案する等の対等を図ることが重要である。

アスピリンは、ピリン系の解熱鎮痛成分であり、ピリン系薬剤に対してアレルギー症状を起こしたことがある人への使用は避ける必要がある。

トラネキサム酸は、血液を固まりにくくする働きもあるため、血液凝固異常(出欠傾向)の症状のがある人では、出欠傾向を悪化させる恐れがある。


1(a, b)  2(a, c)  3(b, d)  4(c, d



解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北海道・東北 平成20年度第1回

【問:医薬品の本質に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

医薬品は、多くの場合、人体に取り込まれて作用し効果を発現させるものである。

医薬品は、人体に直接使用されない限り、人の健康に影響を及ぼすおそれはない。

一般用医薬品は、市販後は原則として、その有効性、安全性等を確認することはない。

医薬品は、人の生命や健康に密接に関連するものであるため、高い水準で均一な品質が保証されなければならない。


 

a

b

c

d

1

2

3

4

5

 
コリンエステル類を分解する酵素のこと。このうちアセチルコリンエステラーゼは、神経伝達物質のアセチルコリンを酢酸とコリンに分解する作用をもつ。
ビタミンE成分である。血行を促す効果を期待して、歯槽膿漏薬に配合される。

ビタミンE成分である。血行促進作用を目的として婦人薬に配合される。あるいは、末梢神経障害による肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和、更年期における肩・首すじのこり、冷え、手足のしびれ、のぼせ、月経不順等の症状の緩和、また、老年期におけるビタミンEの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。

ペプシンは、胃壁より分泌される蛋白質分解酵素で、食物中の蛋白質をペプトンに分解する作用をもつ。ペプシンの作用が強いと、胃粘膜が破壊されて潰瘍の原因ともなる。抗ペプシン作用とは、胃粘膜の保護を目的として、ペプシンの働きを抑える作用のことをいう。
プラスミンは、フィブリンやフィブリノゲンを分解する作用をもつ血栓溶解因子である。プラスミンの働きを抑えて、止血作用を目的とする医薬品を、抗プラスミン薬という。
制酸作用をもつ。胃酸を中和することを目的として、胃薬に配合される。なお、炭酸飲料等、酸度の高い食品と一緒に服用するべきではない。アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
血中コレステロール異常の改善や、それに伴う末梢血行障害の緩和を目的とする医薬品。一般用医薬品の高コレステロール改善薬による対処は、食事療法運動療法の補助的な位置づけとされる。
抗コリン作用をもつ医薬品成分のこと。アセチルコリン受容体の機能発現を抑制する働きを行う。
血液中のカルシウム濃度が異常に高くなる状態をいう。骨代謝の異常、腎臓でのカルシウム再吸収の亢進、カルシウムの腸管吸収の亢進等が原因で生じる。
アドレナリン作用をもつ医薬品成分のこと。アドレナリン受容体の機能発現を抑制する働きを行う。

登録販売者試験 平成20年度第2回試験日程
(試験日程は変更になる可能性がありますので、
各都道府県薬務課発表の公式日程でご確認ください)

都道府県 試験         試験日
北海道 第2回 1月28日
青森県 第2回 1月28日
岩手県 第2回 1月28日
宮城県 第2回 1月28日
秋田県 第2回 1月28日
山形県 第2回 1月28日
福島県 第2回 1月28日
茨城県 第2回 12月25日
栃木県 第2回          なし
群馬県 第2回 12月25日
埼玉県 第2回          なし
千葉県 第2回          なし
東京都 第2回 12月25日
神奈川県 第2回          なし
山梨県 第2回 12月25日
長野県 第2回 12月25日
新潟県 第2回 12月25日
富山県 第2回 2月25日
石川県 第2回 2月25日
福井県 第2回 2月1日
岐阜県 第2回 2月25日
静岡県 第2回 2月25日
愛知県 第2回 2月25日
三重県 第2回 2月25日
滋賀県 第2回 2月15日
京都府 第2回 2月8日
大阪府 第2回 2月18日
兵庫県 第2回 2月1日
奈良県 第2回 1月11日
和歌山県 第2回 2月1日
鳥取県
第2回          なし
島根県 第2回          なし
岡山県 第2回          なし
広島県 第2回          なし
山口県 第2回          なし
徳島県 第2回          なし
香川県 第2回          なし
愛媛県 第2回          なし
高知県 第2回          なし
福岡県 第2回 2月15日
佐賀県 第2回 2月15日
長崎県 第2回 2月15日
熊本県 第2回 2月15日
大分県 第2回 2月15日
宮崎県 第2回          なし
鹿児島県 第2回          なし
沖縄県 第2回 2月15日
ヒルガオ科アサガオの種子を用いた生薬大腸刺激による瀉下作用が期待される。
粘膜保護成分である。胃粘液の分泌促進作用や胃粘膜修復作用をもつ。胃粘液の分泌を促し、荒れた胃粘膜修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。
消炎鎮痛作用をもつ。筋肉痛、関節、打撲、捻挫等による鎮痛を目的として、外皮用薬に配合される。アレルギーに注意する必要がある。また、使用中・後に、重篤な光線過敏症を生じることがある。
マメ科エビスグサの種子を用いた生薬。整腸作用が期待される。
クスノキ科のシナニッケイ等の樹皮及び周皮の一部を取り除いたものを用いた生薬発汗を促して解熱を補助する作用、あるいは香りによる健胃作用が期待される。
制酸作用をもつ。胃酸を中和することを目的として、胃薬に配合される。なお、炭酸飲料等、酸度の高い食品と一緒に服用するべきではない。
制酸作用をもつ。解熱鎮痛成分による胃腸障害を減弱させることを目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。また、制酸成分として胃薬に配合される。アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
消毒成分である。細菌類真菌類に対して、比較的広く殺菌消毒作用を示すが、結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。また、口腔内および咽頭部の局所的な作用を目的として、口腔咽喉薬、うがい薬、口内炎用薬に配合される。塩酸クロルヘキシジンと同じ。
ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、喉、皮膚、目の炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬口腔咽喉薬、アレルギー用薬、鼻炎点鼻点眼薬に配合される。また、延髄内耳の働きを調節することを目的として、乗物酔い防止薬に配合される。あるいは、痒みを和らげることを目的として、外皮用薬、外用痔疾用薬に配合される。マレイン酸クロルフェニラミンと同じ。
有機リン酸系の殺虫成分である。アセチルコリン分解酵素コリンエステラーゼ)と不可逆的に結合して、その働きを阻害する作用をもつ。哺乳類や鳥類では速やかに分解・排泄されるので、人に対する毒性は比較的低いといえる。しかし、多量に誤飲した場合には、神経の異常な興奮縮瞳呼吸困難筋肉麻痺等の症状が現れるので、注意する必要がある。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集東京都 平成20年度第1回

【問:一般用医薬品の添付文書に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

a 添付文書の記載内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新しい知見、使用に係る情報に基づき、年1回定期的に改訂される。
b 添付文書は、開封時に一度目を通せば十分であり、保管しておく必要は無い。
一般用医薬品を使用している人が医療機関を受診する際には、その添付文書を持参し、医師、薬剤師に見せて相談することが重要である。



 

a

b

c

1

2

3

4

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集東京都 平成20年度第1回

【問:次は、薬事法の条文の一部である。( )に当てはまる字句として、正しいものはどれか。

薬事法2条第1
この法律で「医薬品」とは、次に掲げる物をいう。
一 (   )
二 人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされている物であつて、機械器具、歯科材料、医療用品及び衛生用品(以下「機械器具等」という。)でないもの(医薬部外品を除く。)
三 (省略)


1 政令で定める物
2 厚生労働大臣が指定する物
3 日本薬局方に収められている物
4 医薬品の範囲に関する基準に該当する物

肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあることから、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合される。
肥満細胞からのヒスタミンの放出を抑制する作用をもつ。アレルギー性の鼻炎鼻腔に伴う諸症状、目の充血・痒みの緩和を目的として、鼻炎点鼻点眼薬に配合される。まれに重篤な副作用として、アナフィラキシー様症状を生じることが知られている。
塩酸クロペラスチン。鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。
真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
局所刺激作用をもつ。温感刺激を発生させることにより、痒みを感じなくする効果が期待される。外皮用薬、外用痔疾用薬に配合される。
ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、皮膚炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬アレルギー用薬に配合される。フマル酸クレマスチンと同じ。
去痰作用をもつ。気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰の切れをよくすることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。
消毒成分である。細菌や真菌類の蛋白質を変性させることより、殺菌消毒作用を示す。また、局所麻酔作用をもつ。細菌感染による下痢の症状を鎮めることを目的として、止瀉薬に配合される。あるいは、歯の齲蝕(うしょく)部分の細菌繁殖を抑えることを目的として、歯痛薬に配合される。

消毒成分である。細菌類真菌類に対して、比較的広く殺菌消毒効果を示すが、結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒成分として外皮用薬に配合される。また、口腔内および咽頭部において、局所的な作用を目的として、口腔咽喉薬、うがい薬、歯槽膿漏薬に配合される。

カルシウム成分である。虚弱体質、腺病質における骨・歯の発育促進妊娠・授乳期の骨・歯の脆弱予防に用いられる。
肝臓の働きを助け、肝血流を促進する働きがあることから、全身倦怠感や疲労時の栄養補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合される。

炎症作用をもつ。痔による肛門部の炎症や痒みを和らげることを目的として、外用痔疾用薬に配合される。

炎症作用をもつ。胃粘膜炎症を和らげることを目的として、胃薬に配合される。

鎮咳作用をもつ。咳を抑えることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。非麻薬性鎮咳成分に区分される。

カルシウム成分。虚弱体質、腺病質における骨・歯の発育促進妊娠・授乳期の骨・歯の脆弱予防に用いられる。
鉄分の補充を目的として、貧血用薬に配合される。服用後、便が黒くなることがあるが、副作用ではない。
ヒトの炭水化物の貯蔵形態であり、ブドウ糖が重合したものである。血糖値が低い場合には、グリコーゲンが分解してブドウ糖が生み出され、一方、血糖値が高い場合には、ブドウ糖を原料にしてグリコーゲンが生合成される。普段は、肝臓骨格筋等に蓄えられており、急激な運動を行う際のエネルギー源として、あるいは空腹時の血糖維持に利用される。

グリセリン

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浸透圧によって直腸の管壁から水分を取り込む作用をもつ。この直腸粘膜への刺激が排便を促すことから、浣腸薬に配合される。また、喉の粘膜を刺激から保護する成分として、口腔咽喉薬、うがい薬に配合される。あるいは角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、外皮用薬に配合される。
炎症作用をもつ。気道、喉、鼻腔口腔皮膚、目の炎症による腫れを和らげることを目的として、鎮咳去痰薬口腔咽喉薬、うがい薬、アレルギー用薬、鼻炎点鼻点眼薬口内炎用薬に配合される。また、胃粘膜炎症を和らげることを目的として、胃薬に配合される。あるいは歯周組織の炎症を和らげることを目的として、歯槽膿漏薬に配合される。
炎症作用をもつ。皮膚鼻腔炎症を抑えることを目的として、アレルギー用薬に配合される。また、胃粘膜炎症を和らげることを目的として、胃薬に配合される。

覚醒作用をもつ。平衡感覚の混乱を軽減させること等を目的として、乗物酔い防止薬に配合されている。

去痰作用をもつ。気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰の切れをよくすることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集東京都 平成20年度第1回

【問:かぜ薬(総合感冒薬)に用いられる成分とその配合目的との関係のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a
 メキタジン         ― 解熱鎮痛作用
b
 フマル酸クレマスチン     ― 抗ヒスタミン
c
 塩化リゾチーム       ― 抗炎症作用
d
 ヨウ化イソプロパミド    ― 去痰作用

1(a, b)  2(a, d)  3(b, c)  4(c, d

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集東京都 平成20年度第1回

【問:消化器系に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。】


a 唾液から分泌される唾液には、デンプンデキストリンや麦芽糖に分解するペプトンが含まれる。

b 食道の上端と下端には括約筋はない。

c 胃の粘膜表皮を覆う細胞からの粘液分泌と胃液分泌のバランスが崩れると、胃痛等の症状を生じるおそれがある。

d 胃粘膜に含まれる成分は、小腸におけるビタミンB12の吸収に重要な役割を果たしている。

 

1(a, b)  2(a, c)  3(b, d)  4(c, d

去痰作用をもつ。気道粘膜からの粘液分泌を促進し、痰の切れをよくすることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬に配合される。
米油及び米胚芽油から見出された抗酸化作用を示す成分で、ビタミンE等と組み合わせて滋養強壮保健薬に配合される。
制酸作用をもつ。胃酸を中和することを目的として、胃薬に配合される。あるいは解熱鎮痛成分による胃腸障害を減弱させることを目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。なお、炭酸飲料等、酸度の高い食品と一緒に服用するべきではない。アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
カルメロースカルシウムを参照。
水分を吸収して膨潤する作用をもつ。腸管内で水分を吸収して、糞便のかさを増し、また、糞便をやわらかくすることを目的として、瀉下薬に配合される。
去痰作用をもつ。痰の中の粘性蛋白質の粘り気を減少させ、痰の切れをよくすることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。
塩化カルプロニウム。コリン作動作用をもつ。頭皮の血管を拡張して、毛根への血行を促すことにより、発毛効果が期待され、毛髪用薬として用いられる。なお、塩化カルプロニウムはアセチルコリンと同様の作用を示すものの、アセチルコリンよりも分解代謝されにくいため、高い持続性を示す。
マレイン酸カルビノキサミン。抗ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁、気道、皮膚炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬アレルギー用薬に配合される。
止血作用をもつ。患部の出血を止めることを目的として、内用痔疾用薬、歯槽膿漏薬に配合される。

カルシウム

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電解質の一つで、「Ca」と表記される。細胞内では、小胞体内に偏在しており、細胞にはほとんど存在しない。細胞がシグナルを受けると、特殊な顆粒内からカルシウムが放出され、細胞内のカルシウム濃度が急上昇する。これが引き金となり、筋肉収縮し、神経では神経伝達物質が放出され、また、血球からは化学伝達物質の放出が始まる等、様々な細胞機能の制御に関係している。骨や歯は、カルシウム成分により硬度が保たれており、また、カルシウムの貯蔵庫としての役割を果たしている。
鉄分の補充を目的として、貧血用薬に配合される。服用後、便が黒くなることがあるが、副作用ではない。
局所刺激作用をもつ。皮膚に温感刺激を与えて、患部局所の血行を促す効果が期待され、外皮用薬に配合される。

カフェイン

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植物の生理活性物質の一つであり、覚醒作用、若干の依存性をもつとされる。脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果が期待され、眠気防止薬に配合される。また、平衡感覚の混乱を軽減させること等を目的として、乗物酔い防止薬に配合される。あるいは、かぜ薬、解熱鎮痛薬には、解熱鎮痛成分による鎮痛作用を助けることを目的として配合されている。食品では、コーヒー、緑茶、ウーロン茶、紅茶、コーラ等に多く含まれる。
マメ科のクズの根を用いた生薬。解熱、鎮痙等の作用が期待される。
瀉下作用をもつ。大腸を刺激して、排便を促すことを目的として、瀉下薬に配合される。カサントラノールともいう。
オキシドールともいう。消毒成分である。過酸化水素の分解に伴って活性酸素発生し、これが殺菌消毒作用を示す。また、発生する酸素の泡立ちにより、物理的な洗浄効果が得られる。細菌類の一部に対して殺菌消毒作用を示すが、真菌結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。

カオリン

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カオリナイト等からなる粘土を用いた生薬。腸管内の異常発酵で生じた有害物質を吸着除去することから、止瀉作用が期待される。

カイニン酸

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回虫に痙攣を起こさせ、虫体を排便とともに排出する作用をもつ。駆虫薬に配合される。生薬成分のマクリ(紅藻類のマクリの全草)の有効成分でもある。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北陸・東海 平成20年度第1回

【問:一般用医薬品に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。】


一般用医薬品の人体の及ぼす作用は、すべて解明されている。

2 一般用医薬品は、注意して適性に使用していれば、重篤な副作用が生じることはない。

一般用医薬品は、市販後にその有効性、安全性当の確認が行われることはない。

4 一般用医薬品は、一般の生活者が自ら選択し、使用するものである。

ヒメハギ科のイトヒメハギの根を用いた生薬。去痰作用が期待される。

温度感覚 温皮膚感覚の一つであり、温度刺激により生じる感覚である。冷覚と温覚がある。
有機塩素系の殺虫成分。DDTをはじめとする有機塩素系殺虫成分は、かつては一般的に用いられていたが、現在では、オルトジクロロベンゼンを除き、残留性や体内蓄積性の問題から使用されていない。オルトジクロロベンゼンは、ウジやボウフラの防除の目的で用いられる。
厚生労働省>一般用医薬品販売制度ホームページ>【区分リスト】(参考)指定第二類医薬品より

以下に掲げるもの、その水和物及びそれらの塩類を有効成分として含有する製剤


無機薬品及び有機薬品

  1     アスピリン
  2     アミノ安息香酸エチル。ただし、外用剤(坐剤を除く。)を除く。
        [内服薬に限る]
  3     アモロルフィン
  4     アリルイソプロピルアセチル尿素
  5     安息香酸。ただし、外用剤(吸入剤を除く。)を除く。
        [外用剤(吸入剤)に限る]
  6     エストラジオール
  7     エストラジオール安息香酸エステル
  8     エチニルエストラジオール
  9     エテンザミド
10     カサントラノール
11     コデイン
12     コルチゾン酢酸エステル
13     サザピリン
14     サリチルアミド
15     サリチル酸
        [内服薬に限る]
16     サリチル酸フェニル。ただし、外用剤を除く。
17     ジヒドロコデイン
18     ジフェンヒドラミン。ただし、外用剤(坐剤及び点鼻剤を除く)を除く。
        [睡眠改善薬に限る]
19     シュウ酸セリウム
20     センノシド
21     デキサメタゾン
22     デキサメタゾン酢酸エステル
23     テルビナフィン
24     ニコチン
25     ネチコナゾール
26     ビタミンA油。ただし、外用剤を除く。
27     ヒドロコルチゾン
28     ヒドロコルチゾン酢酸エステル
29     ヒドロコルチゾン酪酸エステル
30     ピペリジルアセチルアミノ安息香酸エチル
31     プソイドエフェドリン
32     ブテナフィン
33     フルオシノロンアセトニド
34     プレドニゾロン
35     プレドニゾロン酢酸エステル
36     プレドニゾロン吉草酸エステル
37     ブロムワレリル尿素
38     プロメタジン
39     ベタネコール
40     ベタメタゾン吉草酸エステル
41     メチルエフェドリン
        [内服薬に限る]
42     ラウオルフィアセルペンチナ総アルカロイド
43     レチノール。ただし、外用剤を除く。
44     レチノール酢酸エステル。ただし、外用剤を除く。
45     レチノールパルミチン酸エステル。ただし、外用剤を除く。
46     ロペラミド

生薬及び動植物成分
1     イチイ。ただし、外用剤を除く。
2     カスカラサグラダ。ただし、外用剤を除く。
3     クバク
4     コジョウコン
5     センナ
6     センナジツ
7     センナヨウ
8     トコン
9     マオウ。ただし、外用剤を除く。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集四国 平成20年度第1回

【問:一般用医薬品の添付文書に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせを下欄から選びなさい】


a 重要な内容が変更された場合には、改訂年月の記載とともに、改訂された箇所が明示されている。

b 販売名の上部に「使用にあたって、この説明文書を必ず読むこと。また、必要なときに読めるように大切に保管すること。」等の文言が記載されている。

c 製造販売承認を受けた販売名に薬効名が含まれる場合(例えば、販売名が「○○胃腸薬」などの場合)も、販売名とは別に薬効名が必ず記載されている。

d 使用者に製品の概要をわかりやすく説明するために、効能・効果、用法・要領、又は成分・分量等からみた特徴が必ず記載されている。

 

 

a

b

c

d

1

2

3

4

5

 

オリブ油

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モクセイオリーブの果実から得た油を用いた生薬皮膚の保湿作用が期待される。日本薬局方では「オリブ油」と表記している。

オリゴ糖

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単糖類同士がグリコシド結合によって結合し、通常、3つ以上の単糖類が結合したもので、それほど分子量が大きくないものをいう。
局所麻酔作用をもつ。消化管の粘膜平滑筋に対する麻酔効果を目的として、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される。
塩酸オキシフェンサイクリミン。抗コリン作用をもつ。腸管運動を抑えることを目的として、胃腸鎮痛鎮痙薬に配合される。
過酸化水素水ともいう。消毒成分である。過酸化水素の分解に伴って活性酸素発生し、これが殺菌消毒作用を示す、また、発生する酸素の泡立ちにより、物理的な洗浄効果が得られる。細菌類の一部に対して殺菌消毒作用を示すが、真菌結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。
アセチルコリン分解酵素の働きを阻害することにより殺虫作用を示す。有機リン酸系殺虫成分と比較して、毒性が低いという特徴をもつ。
硝酸オキシコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑える作用を目的として、外皮用薬に配合される。
消毒成分である。フェノールと同様の消毒作用を示し、また、局所麻酔作用をもつ。歯の齲蝕(うしょく)部分の細菌繁殖を抑えることを目的として、歯痛薬に配合される。

腸管運動低下作用を示し、止瀉薬として用いられる。効き目が強く、便秘の症状が現われることもあるので、注意する必要がある。まれに重篤な副作用として、イレウス様症状、ショック皮膚粘膜眼症候群、中毒性皮膚壊死症候群を生じることがある。

局所麻酔作用をもつ。適用された部位周辺の知覚神経に作用して、刺激伝達を可逆的に遮断する。鼻粘膜の過敏性、痛み、痒みを抑えることを目的として、鼻炎点鼻に配合される。また、痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、外用痔疾用薬に配合される。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北陸・東海 平成20年度第1回

【問:医薬品の販売業に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。】



a 医薬品の販売業の許可は、店舗販売業、卸売販売業、配置販売業に分かれており、いずれの販売業の許可を受けた者も一般の生活者に対して医薬品を直接、販売することができる。
b 店舗販売業の許可は、法人の場合、店舗ごとではなくその本社の所在地の都道府県知事(保健所設置市又は特別区の区域にある場合においては、市長又は区長)が与える。
c 店舗販売業者は、店舗による販売又は授与以外の方法により、配置販売業者は配置以外の方法により、それぞれ医薬品を販売、授与することはできない。
d 配置販売業の許可は、配置しようとする区域を含む都道府県ごとに、その都道府県知事が与える。

 

1(a, b)  2(b, c)  3(c, d)  4(a, d

塩酸エチルエフェドリンアドレナリン作動作用をもつ。気管気管を拡げることを目的として、鎮咳去痰薬に配合される。
女性ホルモン成分の一つ。体内の女性ホルモンの不足を補うことを目的として、婦人薬に配合される。

エタノール

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消毒成分である。微生物の蛋白質を変性させる作用があり、細菌や真菌結核ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。皮膚刺激性が強いので、患部表面を軽く清拭するにとどめるのがよい。殺菌消毒として用いられる。なお、ウイルスに対しては、エタノールの方がイソプロパノールよりも強い不活性化作用を示す。
女性ホルモン成分である。脱毛は、男性ホルモンの過剰が原因の一つとされていることから、ホルモンバランスを調節するために、安息香酸エストラジオールが毛髪用薬として用いられる。安息香酸エストラジオールと同じ。
女性ホルモン"エストロゲン"の一種。体内の女性ホルモンの不足を補うことを目的として、婦人薬に配合される。
硝酸エコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
イミダゾール系の抗真菌成分で、白癬菌の増殖抑制作用を示すことから、真菌に配合される。
アセトアミノフェンA)、カフェインC)、エテンザミドE)を組み合わせた処方。解熱鎮痛薬は、鎮痛メカニズムの違いを考慮して、数種の解熱鎮痛成分を組み合わせて配合されることが多い。
真菌成分である。患部を酸性状態に保つことによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
真菌成分である。患部を酸性状態に保つことによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。
組織修復作用をもつ。肛門部の創傷の治癒を促すこと目的として、外用痔疾用薬に配合される。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北海道・東北 平成20年度第1回


【問:胃の機能に関する記述について、(  )の中に入れるべき字句はどれか。】


胃の粘膜の表面には無数の微細な孔があり、胃腺につながって胃酸のほかに(   )などを分泌している。

1 ペプシン
2 ペプトン
3 ペプシノーゲン
4 トリプシノーゲン
5 トリプシン
利胆作用(胆液の分泌を促す作用)をもつ。脂肪の消化促進を目的として、胃薬に配合される。

炎症作用をもつ。炎症物質の生成を抑制することにより、目の炎症を改善する効果を期待して、点眼薬に配合される。

ウフェナマート 抗炎症作用をもつ。皮膚炎症による"ほてり"や"痒み"の緩和を目的として、外皮用薬に配合される。
血行促進作用をもつ。体内で代謝されてニコチン酸が遊離し、そのニコチン酸の作用により、末梢の血液循環の改善が期待される。
消毒成分である。細菌や真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。痔に伴う局所の細菌感染を防止することを目的として、外用痔疾用薬に配合される。また、歯肉溝での細菌繁殖を抑えることを目的として、歯槽膿漏薬に配合される。
解熱鎮痛作用をもつ。ピリン系解熱鎮痛成分に区分される。他のピリン系成分は、ショック等の重篤な副作用が頻発したことにより使用されなくなったので、イソプロピルアンチピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系成分となっている。解熱鎮痛作用は比較的強いが、抗炎症作用が弱い。ピリン疹と呼ばれる薬疹を引き起こしたことのある人は、使用を避ける必要がある。かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。
消毒成分である。微生物の蛋白質を変性させる作用があり、細菌や真菌結核ウイルスに対して殺菌消毒作用を示す。皮膚刺激性が強いので、患部表面を軽く清拭するにとどめるのがよい。殺菌消毒として用いられる。
塩酸イソチペンジル。抗ヒスタミン作用をもつ。知覚神経ヒスタミン受容体ブロックし、痒みを和らげることを目的として、外皮用薬、鼻炎内服薬に配合される。

イオウ

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角質軟化作用をもつ。皮膚表面の角質成分を溶解させ、薬剤の皮膚浸透性の向上を図る目的で、外皮用薬に配合される。

アンモニア

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アミノ酸からエネルギーが取り出された場合等、タンパク代謝の際には副産物としてアンモニアが生じる。アンモニアは水溶性の性質をもつが、毒性が強いので、限られた水分を利用する陸生動物には有害な物質といえる。ヒトの場合、体内で生じたアンモニアは、すみやかに毒性の弱い"尿素"に代謝される。
組織修復作用をもつ。肛門部の創傷の治癒を促すこと目的として、外用痔疾用薬に配合される。
ミネラルコルチコイドと呼ばれるステロイドホルモンの一つ。副腎皮質に存在する3つの層のうち、最も外側の球状層で産生され、ステロイド骨格の18位にアルデヒド基が存在するステロイドホルモンという意味で"アルドステロン"と命名された。アルドステロンの主な標的器官は、腎臓の遠位尿細管や集合管であり、ナトリウムと水の再吸収とカリウムの排出を促進する。
胃粘膜保護成分である。胃粘膜を覆い、胃液による消化から胃壁を保護することを目的として、胃薬に配合される。なお、アルミニウムを含んでいるので、長期連用に注意する必要がある。
鎮静作用をもつ。解熱鎮痛成分による鎮痛作用を助けることを目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。また、催眠鎮静薬、乗り物酔い防止薬に配合される。弱いながらも依存性をもつ。
抗炎症作用や組織修復作用をもつ。炎症を生じた眼粘膜の組織を修復することにより、目の炎症を改善する効果を期待して、点眼薬に配合される。また、組織修復作用を期待して、、外用痔疾用薬、外皮用薬、歯槽膿漏薬に配合される。
塩酸アモルフィン。抗真菌成分である。白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。