解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集>中国 平成20年度第1回【問:感覚器に関する次の記述のうち、正しい正誤の組合せを1つ選びなさい】
a. 水晶体の前には毛様体があり、瞳孔を散大・縮小させて眼球内に入る光の量を調節している。b. 目の充血は血管が拡張して赤く見える状態であるが、結膜の充血では眼瞼の裏側は赤くならず、白目の部分がピンク味を帯びる。c. 副鼻腔に入った埃等の粒子は、粘液に捉えられて繊毛の動きによって鼻腔内へ排出されるが、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症が生じることがある。d. 中耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。
【解答:5】
解説
a 水晶体の前には“虹彩”があり、瞳孔を散大・縮小させて眼球内に入る光の量を調節している。なお、毛様体は、それ自体は収縮・弛緩することにより、水晶体の厚みを変化させ、目のピントを調節する役割を果たしている。例えば、近くの物を見るときには水晶体が丸く厚みを増し、遠くの物を見るときには扁平になる。したがって、「a」は誤りである。
b 結膜は、薄い透明な膜で、眼瞼の裏側と眼球前方の強膜(白目の部分)とを結ぶように覆って組織を保護している。結膜が充血すると、白目の部分だけでなく、眼瞼の裏側も赤くなる。なお、強膜(乳白色の膜)が充血したときは、眼瞼の裏側は赤くならず、白目の部分がピンク味を帯びる。したがって、「b」は誤りである。
c 副鼻腔は、鼻腔と同様に、線毛を有し粘液を分泌する細胞でできた粘膜で覆われており、副鼻腔に入った埃等の粒子は、粘液に捉えられて線毛の働きによって鼻腔内へ排出される。ただし、副鼻腔と鼻腔とを連絡する管は非常に狭いことから、鼻腔粘膜が腫れると副鼻腔の開口部がふさがりやすくなり、副鼻腔に炎症を生じることがある。したがって、「c」は正しい。
d 内耳は、聴覚器官である蝸牛と、平衡器官である前庭の2つの部分からなる。なお、中耳は、鼓膜、鼓室、耳小骨、耳管より構成される。したがって、「d」は誤りである。
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