2008年12月アーカイブ

タデ科ツルドクダミの塊根を用いた生薬。頭皮の余分な皮脂を取り除く効果、強壮作用が期待される。

シソ科ウツボグサの花穂を用いた生薬。利尿作用が期待される。

マメ科エンジュの果実を用いた生薬止血作用が期待される。

マメ科エンジュの花・つぼみを用いた生薬止血作用が期待される。

痔の症状に用いられる漢方処方製剤。大便が硬く、便秘傾向のある人の、痔核裂肛便秘の症状に適する。体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、吐き気、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。

バラ科のヤマザクラ等の樹皮を用いた生薬。去痰作用が期待される。

ミカン科のキハダの樹脂を用いた生薬成分。苦味による健胃作用のほか収斂作用、抗菌作用、抗炎症作用が期待される。

シソ科コガネバナの根を用いた生薬香りによる健胃作用と、抗炎症作用が期待される。

ウワウルシ

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ツツジ科クマコケモモの葉を用いた生薬。尿路での抗菌作用が期待される。

イチイ科のイチイの葉を用いた生薬。アルカロイドのタキシン等を含む。利尿、通経作用などを期待して配合される。指定第2類医薬品(外用剤を除く)。別名アララギ、オンコ、マオウノキ。

マメ科のキバナオウギの根を用いた生薬。強壮作用、利尿作用が期待される。

ケシ科のエンゴサクの塊茎を用いた生薬。鎮痛鎮痙作用が期待される。

月経更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤である。月経不順月経困難、血の道症、更年期障害神経に適するとされる。皮膚の色つやが悪く、のぼせを訴える人に向いており、一方、胃腸が弱く、下痢しやすい人では、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。

月経更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤である。月経不順月経困難、こしけ、更年期障害、不眠、神経湿疹、足腰の冷え、しもやけに適するとされる。手足がほてり、唇が乾く人に向いており、一方、胃腸の弱い人には不向きとされる

セリ科ウイキョウの果実から得られた精油成分を用いた生薬。芳香による清涼感が期待される。

陰と陽、五行(木火土金水)等の組合せによって複雑な事象の理解をしようとする考え方。漢方医学では、人体の臓器を五臓六腑に分け、“それぞれの臓器が相互に作用しあってバランスを取っている”、という考え方に基づき処方選択する。

口内炎に用いられる内服の漢方処方製剤である。麻疹口内炎に適するとされる。口渇があり、尿量が少なく、便秘する人に向いており、一方で、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害の現れることが知られている。

胃の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤である。痩せ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛または腹痛があって、ときに、胸やけ、げっぷ、食欲不振、吐き気等を伴う人の、神経性胃炎、慢性胃炎、胃アトニーに適するとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。

アカネ科ガンビールの葉・若枝を用いた生薬。整腸作用が期待される。

トウダイグサ科のアカメガシワの樹皮を用いた生薬。胃粘膜保護作用や整腸作用が期待される。

ワルファリン

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血液凝固作用をもつ。ビタミンK依存性の血液凝固因子の生成を抑止し、血栓形成を抑制する作用を示す。

ロクジョウ(鹿茸) シカ科シベリアジカ等の雄の幼角を用いた生薬。強心作用を示すか、

強壮効果が期待される。

 

レイノー現象

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指先が“蒼白・紫色→発赤”に変化する現象。寒冷やストレスをきっかけとして、細い動脈の強い収縮により発作的に現れ、痛み、冷感等を感じる。指先が赤く変化するのは、血流が回復することによる。

涙腺から分泌され、角膜表面を洗浄する作用を示す他、角膜に酸素や栄養分を供給する役割を担う。また、涙液には、溶菌酵素リゾチーム免疫グロブリン抗体)が含まれており、角膜結膜を微生物感染から防御する働きを行う。

臨床試験

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有効性や安全性に関するデータを収集することを目的として、医薬品の候補物質を健常人や患者に投与する試験のこと。このような試験で得られたデータを解析して、有用と認められたものが医薬品として承認される。なお、承認申請に際して提出すべき資料のうち、臨床試験成績に関する資料の収集を目的とする試験の実施のことを治験という。

延髄の中枢に作用することにより鎮咳作用を発現する。麻薬性の薬剤で、鎮咳作用の他に穏やかな鎮痛・鎮静作用を持つ。また、腸管運動を抑制し、便秘誘発することもある。

泌尿器系の症状に用いられる漢方処方製剤。比較的体力があり、下腹部の筋肉が緊張する傾向のある人の、排尿残尿感、尿のにごり、こしけの症状に適するとされる。しかし、胃腸が弱く下痢傾向のある人では、胃部不快感、腹痛下痢等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。

リボフラビン

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ビタミンB2成分である。皮膚粘膜健康維持・回復を目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬、婦人薬に配合される。

リポ蛋白

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脂質、蛋白質、糖鎖から構成され、その内部は疎水性の環境である。一方、表層部分は親水性の性質をもつので、血漿分散して存在することができる。脂質であるコレステロールトリグリセリドは、水性の血漿に溶存することはできないことから、リポ蛋白の内部に潜り込んだ状態で血液中に存在する。したがって、リポ蛋白は、循環血液中において、脂質を運搬する役割を果たしている。

薬物依存

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繰り返して薬物を使用することにより生じた、精神的・身体的な依存状態をいう。

医薬品に対するアレルギー(過敏反応)等の結果として生じた皮膚症状(発疹)。一度目は軽度の薬疹で済んだ人でも、二度目では、ショックアナフィラキシー様症状、皮膚粘膜眼症候群毒性表皮壊死等の重篤な副作用を引き起こす場合がある。したがって、薬疹を起こしたことのある人は、同種の医薬品の使用を避ける必要がある。

血管は、通常、分岐を繰り返して毛細血管網を形成し、その後、血管が合流して次第に太い静脈となる。このような血管系とは異なり、合流して太い静脈となった血管が、再び分岐して毛細血管網を形成したものを、門脈という。代表的な門脈には、肝門脈がある。消化管に分布する毛細血管が合流し、肝臓において再び分岐して微細な血管網を形成する。消化管の毛細血管には、食物中の有害成分が移行しているおそれが高いため、肝門脈は、先ず、解毒器官である肝臓に輸送し、全身組織を有害物質から守る役割を担うものと考えられる。

眼球の外壁は、3つの層で構成されており、外側から、強膜、ぶどう膜、網膜と呼ばれる。そのうち、ぶどう膜は、虹彩毛様体、脈絡膜という3つの部分からできている。毛様体からは、毛様体小帯がのびて、水晶体に付着している。毛様体の働きにより、水晶体の厚さを調節することが可能となる。集光した光のピント合わせをする役割を果たしている。

血管内皮細胞の単層からなる非常にもろい血管であり、動脈静脈の間に位置する。動脈血管や静脈血管は、血液成分の透過性をほとんどもたないが、毛細血管の管壁では、比較的自由に血液成分の移動が行われる。毛細血管壁を通じて、血液中の酸素や栄養分が末梢組織に供給され、他方、末梢組織で生み出された老廃物や二酸化炭素血液中に回収される。

ヘモグロビンは、血球内に含まれ、酸素の運搬に働く蛋白質であり、活性部分に二価の鉄イオン(Fe2+)を備えている。メトヘモグロビンは、二価の鉄イオンが三価の鉄イオン(Fe3+)に変換されたもので、酸素の運搬能力を喪失している。メトヘモグロビン血症とは、血液中のメトヘモグロビンの割合が異常に増加した状態をいう。メトヘモグロビンの割合が増加するにつれ、全身に酸欠状態が広がり、重篤化すると呼吸困難意識障害等の症状が現れる。

脊髄の刺激反射抑制作用をもつ。筋肉の“こり”を和らげることを目的として、解熱鎮痛薬に配合される。

メクリジン

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塩酸メクリジン。抗ヒスタミン作用をもつ。抗ヒスタミン成分の中でも、作用の発現が遅く、持続時間が長い特徴をもつ。延髄内耳の働きを調節することを目的として、乗物酔い防止薬に配合される。

メキタジン

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ヒスタミン作用をもつ。くしゃみや鼻汁皮膚炎症を抑えることを目的として、かぜ薬、アレルギー用薬に配合される。まれにショック、肝機能障害、血小板減少の重篤な副作用を生じることがある。

血液中の好中球が異常に減少した症状をいう。高熱、頭痛、倦怠感、咽喉痛、あるいは肺炎敗血症等の感染を引き起こす原因となる。

真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞透過性を変化させることによって、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。硝酸ミコナゾールと同じ。

胃の粘膜炎症が繰り返し生じることにより、げっぷ、胸やけ、胃部の不快感、吐き気、食欲不振等の症状がみられる疾患。暴飲暴食やストレス等が原因と考えられる。

 

 

腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤。便秘に適する。しかし、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現われやすいため、不向きとされる。

消毒成分である。有機水銀の一種であるが、皮膚浸透性が低いので、通常の使用においては水銀中毒を引き起こすことはない。しかし、口の周りや乳頭への使用は避ける必要がある。細菌類に対する殺菌消毒作用を示すが、真菌結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。なお、殺菌作用が低下するため、ヨードチンキと併用してはならない。

マオウ科のシナマオウ等の地下茎を用いた生薬気管拡張作用のあるエフェドリンを含み、鎮咳作用を期待して配合される。指定第2類医薬品(外用剤を除く)。

ホルモン

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組織で産生・分泌され、異なる組織において、生理作用を発現する物質の総称であり、蛋白質、ペプチド、アミノ酸誘導体、ステロイド骨格を持つもの等が存在する。ホルモンによる細胞情報伝達機構には、分泌した細胞組織でホルモン機能が発現される“オートクライン”と、分泌細胞組織とは異なる細胞組織でホルモン機能が発現する“パラクライン”とに区別するという考え方もある。

滋養強壮に用いられる漢方処方製剤。虚弱体質疲労倦怠、病後の衰弱、寝汗の症状に適するとされる。元気がなく胃腸の働きが衰えて、疲れやすい人に向いている。まれに重篤な副作用として、間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。

ボツリヌス菌

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クロストリジウム属の偏性嫌気性菌で、土中に芽胞の状態で存在する。ボツリヌス菌の産生する毒素は、非常に毒性が強く、ヒトに対して致死的な影響を与える。

酵素蛋白と結合し、正常な酵素機能の発現に不可欠となる化合物。酵素の多くにはビタミンが該当する。

肥満に用いられる漢方処方製剤。血圧の随伴症状(動悸、肩こり、のぼせ)、肥満症、むくみ、便秘の症状に適するとされる。腹部に脂肪が多く、便秘傾向のある人に向いており、一方、体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人、発汗傾向の著しい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の症状が現れやすいため、不向きとされる。なお、小児に対する適応はない。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。

角膜水晶体との間を“眼房”といい、この空間を満たす組織液を“房水眼房)”という。角膜水晶体には毛細血管が通っていないので、これらの器官には、主に房水を経由して、酸素や栄養分が供給されている。目に入った光は、角膜房水水晶体硝子体を経て、網膜細胞興奮させることにより、視覚信号を発生させる。

 肥満に用いられる漢方処方製剤。肥満症(水ぶとり)、関節、むくみの症状に適するとされる。色白で疲れやすく、汗をかきやすい傾向のある人に向いている。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることが知られている。

咽頭の後壁に位置するリンパ節の集合体。リンパ節にはリンパ球が密集して存在しており、吸気とともに侵入した細菌・ウイルスを排除する役割を担っている。なお、“扁桃腺”と呼称される場合もあるが、何かを分泌するわけではないので“正しい呼び名”とはいえない。

消毒成分である。細菌や真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核ウイルスに対しては効果がない。殺菌消毒として用いられる。また、鼻腔内の局所的な作用を目的として、鼻炎点鼻に配合される。塩化ベンザルコニウムと同じ。

ヘモグロビン

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脊椎動物の血球中に含まれる蛋白質の一つ。ヘム鉄とグロビンとが結合した色素蛋白質のこと。酸素濃度の高い肺胞周囲において、酸素と結合してオキシヘモグロビンとなる。そして、酸素濃度の低い抹消組織では、酸素を手放し、酸素を供給する働きを行う。

外皮用薬の血行促進成分として用いられる。なお、血液凝固抑制作用があるため、出血傾向のある人、出血性血液疾患(血友病血小板減少症紫斑等)の人は、注意する必要がある

胃の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤。胃がもたれて消化不良の傾向がある人における、急性・慢性胃カタル、胃アトニー消化不良、食欲不振に適するとされる。なお、急性胃カタルに用いる場合には、漫然とした長期の使用は避けるべきである。

医薬品を、その封を開けて分割して販売すること。“量り売り”、あるいは“零売(れいばい)”ともいう。薬局と店舗販売業では、特定の購入者の求めに応じて分割販売することができるが、配置販売業では禁止されている〈薬事法37条〉。分割販売する場合には、分割販売する薬局開設者又は医薬品の販売業者の責任で、容器等への記載事項や添付文書等への記載事項〈法第50条、52条〉が、それぞれ表示または記載されなければならない。なお、ほとんどの一般用医薬品は、予め製造販売業者である製薬企業によって,購入者が1回に購入する分量として適当な包装単位として供給されており、また、品質確保の観点からも、医薬品を開封して分割販売を行うことは通常望ましくない、とされる。

鎮静作用をもつ。解熱鎮痛成分による鎮痛作用を助けることを目的として、かぜ薬、解熱鎮痛薬に配合される。また、催眠鎮静薬、乗物酔い防止薬に配合される。弱いながらも依存性があり、また、胎児障害の可能性がある

プロテインC

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肝臓において産生されるビタミンK依存性の蛋白質である。血液凝固抑制、あるいは血栓分解の促進に作用する

飽和脂肪酸を原料として体内で産生される生理活性物質。痛みや発熱等の原因となる。体の各部位で発生した痛みの信号を増幅させることにより、脳に痛みを強く認識させる役割を担う。また、延髄温熱中枢に作用することにより、体温設定を高くする働きを行い、さらに、月経の起こる過程にも関与する。

プロザイム

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酵素成分である。蛋白質をペプチド・アミノ酸に分解する作用を示し、蛋白質の消化促進効果を目的として、胃薬に配合される。

不良医薬品

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品質が不良な医薬品。薬事法56条では次のいずれかに該当する医薬品(不良医薬品)の販売製造等を禁止している――①日本薬局方収載品で局方の定める基準に適合しないもの、②承認を受けた医薬品で、その成分・分量・性状・品質が承認内容と異なるもの、③承認不要医薬品で、その成分・分量・性状・品質が基準の内容と異なるもの、④基準が定められている医薬品で、その基準に適合していないもの、⑤全部又は一部が不潔な物質や変敗した物質から成っている医薬品、⑥異物が混入、又は付着している医薬品、⑦病原微生物その他疾病の原因となるものに汚染され、又は汚染されているおそれがある医薬品、⑧着色のみを目的として、厚生労働省令で定めるタール色素以外のタール色素が使用されている医薬品。なお、医薬品を有毒・有害な物質から成っている物と一緒に収めること、有毒・有害な物質から成っている容器や被包に収めること、使用方法を誤らせやすい容器や被包に収めることも禁止され、このような医薬品は販売、製造等が禁止されている〈薬事法57条〉。

ブドウ糖

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グルコースのこと。生物の最も基本的なエネルギー化合物で、単糖類に分類される。ブドウ糖は、ヒトの体内で、エネルギー源として利用されるばかりか、脂肪酸やアミノ酸等にも変換される。果糖と共にブドウに含まれることから、ブドウ糖と呼ばれる。

倦怠感、疲労感、頭重、頭痛、のぼせ、耳鳴り、しびれ、冷え等の自覚症状が現れるものの、検査しても原因の見つからない疾患をいう。更年期障害等の症状として現れることが多い。

細胞間質組織液が過剰に貯留する状態をいう。浮腫は、発生する部位により、全身性浮腫と局所性浮腫に分類される。様々な原因で発症し、その原因にちなんで、心性浮腫、腎性浮腫、肝性浮腫、内分泌性浮腫と呼ばれている。

副腎の皮質部分でコレステロールを原料として生合成される一連のホルモンをいう。これらのホルモン群は、鉱質コルチコイド糖質コルチコイド副腎アンドロゲンに分類される。

副作用

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医薬品が人体にもたらす影響のうち、意図せず好ましくないものをいう。

自律神経の一つ。血圧の低下、心拍数の減少、消化管運度の亢進等、体を休めてエネルギーを蓄える、といった全身反応を誘導する。延髄を起点とし、節前神経細胞と節後神経細胞を経て、効果器と連絡する神経系をいう。節前神経細胞と節後神経細胞との間、及び節後神経細胞と効果器との間は、アセチルコリンが連絡の役割を果たしている。

アドレナリン作動作用をもつ。鼻粘膜の血管を収縮させ、充血や腫れを和らげることを目的として、鼻炎用内服薬、鼻炎点鼻に配合される。塩酸フェニレフリンと同じ。

3日はしか(three-day measles)とも呼称され、風疹ウイルス感染により発症する伝染性の疾患である。感染患者の咳により空中に飛散する飛沫を吸い込むことによって感染する。風疹ウイルス感染して1-2週間が経過すると、首、耳の下、腋の下のリンパ節が膨張し、発熱と同時に、顔、首、耳の後ろに発疹が現れる。その後、発疹が全身に拡がり、14日後に発熱発疹が終息する。

ビタミンK1のこと。止血作用をもつ。歯周組織からの出血を抑えることを目的として、歯槽膿漏薬に配合される。

ピリン系

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解熱鎮痛成分の系統の一つ。解熱鎮痛作用は比較的強いが、抗炎症作用が弱い。ショック等の重篤な副作用が頻発したこともあり、一般用医薬品では、イソプロピルアンチピリンが唯一のピリン系成分となっている。

ビタミンB6成分である。眠気による倦怠感を和らげる補助成分として眠気防止薬に、ヘモグロビン産生や血球の形成促進を期待して貧血用薬、婦人薬に配合される。また、皮膚粘膜健康維持・回復を目的としてアレルギー用薬に、目の疲れ等の症状の改善を期待して眼科用薬に用いられる。あるいは、口角炎、口唇炎口内炎舌炎湿疹皮膚、かぶれ、ただれ、にきび、肌荒れ、手足のしびれの症状の緩和、また、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時におけるビタミンB6の補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。塩酸ピリドキシンと同じ。

肥満細胞

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マスト細胞とも呼ばれ、身体中の血管周囲、特に皮膚・皮下組織、肺、消化管、肝臓に存在している。肥満細胞の表面に、アレルゲン抗体の複合体が結合すると、その刺激により、ヒスタミンプロスタグランジン等の生理活性物質が細胞外に放出される。

ヒマシを圧縮して得られた油を用いた生薬小腸にてリパーゼの働きにより分解され、その分解物が小腸を刺激することにより、強力な瀉下効果が期待される。

スティーブンス・ジョンソン症候群とも呼ばれる。高熱を伴って、発疹発赤火傷様の水泡等の激しい症状が、比較的短期間に全身の皮膚、口・目の粘膜に現れる病態。発生頻度は、人口100万人あたり、年間16人とされ、発生メカニズムは不明である。一般用医薬品にも発生する可能性のある重篤な副作用である。

ヒノキ科タイワンヒノキ等から得た精油成分を用いた生薬。抗菌作用、血行促進作用、抗炎症作用が期待される。

ステロイド性の抗炎症成分である。患部局所において、プロスタグランジンの産生を抑制することにより、痒みや発赤等の皮膚症状を和らげる効果を発現する。外皮用薬に配合される。

必須アミノ酸

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蛋白質を構成する最小単位をアミノ酸という。蛋白質は20種類のアミノ酸から構成され、このうちトリプトファン、リジン、メチオニン、フェニルアラニンスレオニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、ヒスチジンの9種は体内で作られないため、食物から摂取する必要がある。この9種のアミノ酸を必須アミノ酸という。

微量で生体内代謝に重要な働きを担うものの、その不足によって、欠乏症を生じるか定かでないものをいう。

ビタミンU

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ビタミン様物質の一つで、キャベジンとも呼ばれる。胃酸分泌抑制作用、胃粘膜修復作用をもつ。

ビタミンK

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フェロキノンとも称されており、体内では血液凝固に関与するプロトロンビンの活性調節に関与する脂溶性のビタミンである。これが欠乏すると、血液凝固不全に起因する疾患の誘発が懸念される。食品中には、納豆や緑黄色野菜に多く含まれており、また、腸内細菌によって合成されることが知られている。

ビタミンE

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トコフェノールとも称される。体内では脂質からの活性酸素発生抑制するとされる脂溶性のビタミンである。抗酸化効果を期待して食品の抗酸化剤としても利用されている。食品中には植物性脂肪や動物性脂肪に多く含まれている。

ビタミンD

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カルシフェロールとも称されており、消化管でのカルシウムの吸収促進、あるいは、骨組織へのカルシウム沈着促進等のカルシウム代謝に関係する脂溶性のビタミンである。これが欠乏すると、くる病や軟化を発症することが知られる。食品中には、肝油や魚油、バターなどの動物性油脂に多く含有されている

ビタミンC

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アスコルビン酸とも呼ばれる水溶性のビタミンである。強い還元作用をもち、体内の酸化還元反応に関与し、ビタミンCが欠乏すると、壊血病を引き起こすことが知られている。食物中には、野菜や果物に含まれる。

ビタミンB6

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ピリドキシン、ピリドキサ-ル、ピリドキサミンと呼ばれる水溶性のビタミンである。アミノ酸代謝神経伝達に関与する。腸内細菌ビタミンB6を生合成することから、欠乏症が起こりにくいと考えられている。

ビタミンB2

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リボフラビンとも称される水溶性のビタミンであり、脂肪・炭水化物・蛋白質の代謝、呼吸、血球の形成、抗体の生産、正常な発育等に必要とされる。甲状腺の正常な活性の維持、皮膚・爪・頭髪等の正常な健康状態の維持に不可欠であり、不足すると口内炎舌炎皮膚などの症状を生じる。食品中には、乳、卵白、ホウレンソウに多く含まれている。

ビタミンB12

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コバラミンと呼ばれる水溶性のビタミンである。生体内で、葉酸とともに血球の産生に関与するとされる。ビタミンB12が不足すると、だるさ、めまい、動悸、手足のしびれといった症状が生じる。また、悪性貧血になるおそれがある。なお、ビタミンB12は、胃液中に含まれる内因と結合することにより、小腸において円滑に吸収される。

ビタミンB1

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チアミンともいう。“疲労回復ビタミン”と呼ばれることもある。炭水化物をエネルギーに変換するにあたり不可欠な水溶性のビタミンである。食品中には、玄米や豚肉、ゴマ、大豆、小麦胚芽等に多く含まれている。

ビタミンA

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レチノールとも称されており、体内では、皮膚粘膜組織、光刺激の伝達に関与する脂溶性のビタミンである。これが欠乏すると、角膜乾燥症や皮膚粘膜の障害、夜盲症を生じることが知られる。動物性食品としてはレバーに多く含まれており、植物性食品中には、ビタミンA前駆体カロテンとして存在している。

ビタミン

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微量で生体内代謝に重要な役割を担うにもかかわらず、体内で必要量を生産することのできない成分のことをいう。

ステロイド性成分は、免疫機能の低下をはじめとして、多くの副作用を引き起こすことが知られている。一方、非ステロイド性成分は、ステロイド骨格をもたない化学構造をしており、ステロイド性成分にみられる副作用の問題が改善されているので、使いやすい成分といえる。もっとも、非ステロイド性成分には、ステロイド性成分とは異なる副作用があり、注意する必要がある。

毛穴に出口をもち、皮脂を分泌する働きを行う。毛穴に分泌された皮脂は、毛穴から皮膚表面に出現する。皮脂は、皮膚の潤いを保ち、肌を保護する役割を担う。

鼻の内側の空洞部分で、外気とじかに接する呼吸器系の器官のこと。鼻腔の入り口付近には鼻毛が生えており、吸気中の塵や埃の除去に役立っている。また、鼻腔の内側には粘液分泌腺が数多く存在し、鼻腔表面を洗浄する役割をもつ。

ビオチン

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ビタミンB7のこと。水溶性のビタミンで、皮膚炎症防止に関係する。皮膚粘膜等の機能を維持することを期待して、滋養強壮保健薬に配合される。

歯と歯肉との境目にある溝(歯肉溝)では、細菌が繁殖しやすく、歯肉炎症歯肉)を生じることがある。歯肉が重症化して、歯周組織全体に炎症が拡大したものを歯槽膿漏(歯周炎)という。歯肉歯槽膿漏になると、歯肉からの出血や膿、歯肉の腫れ、むずがゆさ、口臭口腔内の粘り等の症状が現れる。

システイン

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塩酸システイン。アミノ酸成分である。皮膚メラニンの生成を抑制し、生成されたメラニンの排出を促す作用を示す。また、アルコールやアセトアルデヒドの分解を促す作用があるとされる。しみ・そばかす・日焼けによる色素沈着症、全身倦怠、二日酔い、にきび、湿疹麻疹、かぶれ等の症状の緩和を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。

下痢、食あたり、吐き下し、下り腹、軟便等に用いられることを目的とする医薬品のこと。

網膜に密集して存在しており、2種類の細胞に分類される。一つは、色を識別する細胞であり、もう一つは、わずかな光に対しても敏感に反応する細胞である。とりわけ、光感受性の細胞の機能維持には、ビタミンAが不可欠の役割を果たしている。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集大阪府 平成20年度第1回

【問:次のa~cの記述の正誤について、正しい組合せを下表から一つ選び、その番号を解答用紙に記入しなさい】

a. トローチ剤やドロップ剤は噛み砕いて飲み込んでも効果は期待できる

b. 一般用医薬品の口腔咽喉剤に配合されている塩化セチルビリジニウムは、殺菌消毒成分である。

c. 含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすい。

 

 abc



 

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北陸・東海 平成20年度第1回

【問:免疫に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか】

1 T細胞リンパ球は単球の指令を受けてグロブリンを産生する。

2 マクロファージは白血球の約60%を占めている。

3 B細胞リンパ球はウィルス等の異物を認識する抗原を産生する。

4 涙液には免疫グロブリンが含まれる。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集栃木県・群馬県・茨城県・新潟県・長野県・山梨県 平成20年度第1回

【問:医薬品に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。】

a 複数の疾病を有する人では、疾病ごとにそれぞれ医薬品が使用される場合が多く、医薬品同士の相互作用に関して注意が必要である。

b 人体に対して使用されない医薬品である殺虫剤や検査薬は、人の健康に影響を与えるものと考えなくてよい。

c 酒類(アルコール)は、医薬品の吸収や代謝に影響を与えることがある。

d 子供の用量が定められていない一般用医薬品については、大人の用量を体重に応じて適宜増減して子供に飲ませてもよい。


1(a、b)   2(a、c)   3(b、d)   4(c、d)

 

リンパ球の一種であり、液性免疫の主体的な役割を果たしている。抗原Bリンパ球の細胞表面に結合すると、Bリンパ球は、抗原提示細胞として機能し、ヘルパーTリンパ球を活性化する。一方で、Bリンパ球自身は形質細胞へと分化して、分泌型の抗体を産生し始めることとなる。この“分泌型の抗体”が適応免疫の主体となり、また、アレルギー性疾患の原因ともなる。

薬局開設者又は店舗販売業者は店舗による販売又は授与以外の方法により、配置販売業者は配置以外の方法により、それぞれ医薬品を販売し、授与し、又はその販売若しくは授与の目的で医薬品を貯蔵し、若しくは陳列してはならない。また、配置販売業者は、医薬品の直接の容器又は直接の被包(内袋を含まない)を開き、その医薬品を分割販売してはならない〈薬事法37条〉。違反者は、2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金又はこれの併科。

販売証明書

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薬局や医薬品販売業者が発行し、当該一般用医薬品を販売したことを証明する書類。一般用医薬品を原因とした副作用被害について、被害者が“医薬品副作用被害救済制度”による救済を請求する場合に必要となる。

内部をリンパ液に満たされた器官であり、3つの半円形の管により形成されている。頭が回転すると、半規管内部のリンパ液に流れが生じ、 半規管内部に存在する有毛細胞感覚毛が圧力を受ける。3つの半器官は、それぞれが互いに直角に位置することから、全ての方向の回転運動を知覚することができる。

発酵性下痢

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腸内細菌による異常発酵を原因とした下痢のこと。食物線維をとりすぎた場合、あるいは牛乳中の乳糖の存在により生じることがある。

 ヒトの体は、およそ60兆個の細胞より構成されるが、そのうち2兆個が免疫を担当する血球であるとされる。血球は、血液中には1mm3あたり7000個程度が存在し、リンパ球、単球顆粒球に大別される。リンパ球は、抗体を産生し液性免疫を担うBリンパ球、細胞免疫を担うTリンパ球、非特異的免疫に機能するNK細胞に分類される。単球は、細菌などの異物を貪食して、その分解断片を抗原として提示する役割を担い、組織に常在するものは、マクロファージと別称される。また、顆粒球は、細胞内顆粒の染色性により好中球好酸球塩基に分類される。

泌尿器系の症状に用いられる漢方処方製剤。下肢痛、腰痛、しびれ、老人の目のかすみ、痒み、排尿困難頻尿、むくみの症状に適するとされる。疲れやすく、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿で、ときに口渇のある人に向いている。一方で、胃腸が弱く下痢しやすい人、のぼせが強く赤ら顔で体力の充実している人では、食欲不振、胃部不快感、腹痛下痢、あるいは、のぼせ、動悸等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。

バセドウ病

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自己免疫疾患の一つで、甲状腺腫大し、眼球突出頻脈等の甲状腺機能亢進症状が現れる。甲状腺には、甲状腺刺激ホルモン受容体TSH受容体)が存在しており、これに甲状腺刺激ホルモンが結合すると、甲状腺ホルモンの産生・分泌が亢進する。バセドウ病は、TSH受容体に結合性をもつ自己抗体の存在により、TSH受容体機能が常時発現し、甲状腺ホルモンが過剰に産生・分泌されてしまうことが原因となる。

慢性甲状腺のこと。自己免疫疾患の一つで、甲状腺腫大し、新陳代謝の低下、無気力等の甲状腺機能低下症状が現れる。橋本病は、甲状腺に対する自己抗体の存在により、その組織機能が障害を受け、甲状腺ホルモンの産生・分泌が低下することが原因となる。

鎮咳去痰の目的で用いられる漢方処方製剤。痰の切れにくい咳、気管気管喘息の症状に適するが、水様痰の多い人には不向きとされる。まれに重篤な副作用として、間質性肺炎や肝機能障害を引き起こすことが知られている。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集北海道・東北 平成20年度第1回

【問:次の1~5で示される成分のうち、その成分が主として含まれる医薬品の添付文書の「相談すること」の欄に、甲状腺疾患の診断を受けた人は、その医薬品を使用する前にその適否について専門家に相談するよう注意を求めているものはどれか。】

1 アスコルビン酸
2 塩酸ブテナフィン
3 クロルフェニラミン
4 ポビドンヨード
5 ブロムワレリル尿素

皮膚糸状菌のこと。真菌の一種で、皮膚等に寄生することにより、皮膚疾患を引き起こす。白癬菌が手足に白癬菌が寄生した疾患(表在性真菌感染)を“みずむし”といい、胴や四肢に寄生したものを“ぜにたむし”、内股に寄生したものを“いんきんたむし”、爪に寄生したものを“白癬”、頭部に寄生したものを“しらくも”と呼ぶ。

細かく枝分かれした気管の先端には、ブドウの房のような袋状の器官がある。これを肺胞という。肺胞において、血液中に溶存した二酸化炭素肺胞内に移行し、他方、肺胞内の酸素が血中ヘモグロビンに取り込まれることにより、ガス交換が成立する。

配置販売品目

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配置販売業者が配置販売できる品目のこと。一般用医薬品のうち、経年変化の起こりにくいこと、その他厚生労働大臣の定める基準に適合するものが対象となる〈薬事法31条〉。

配置販売業者

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配置販売業の許可を受けた者のこと。

配置販売業

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○許可:医薬品販売業の許可区分の一つ。一般用医薬品配置により販売し、又は授与する業務を行うもの〈薬事法25条〉。配置販売業の許可は、一般用医薬品配置により販売又は授与する業務について〈法第25条第2号〉、配置しようとする区域をその区域に含む都道府県ごとに、その都道府県知事が与えることとされている〈法第30条第1項〉。都道府県知事は、許可を受けようとする区域において適切に医薬品の配置販売するために必要な体制が整っていないとき、又は申請者が薬事に関する法令等に違反し一定期間を経過していないときなどには、許可を与えないことができる〈法第30条第2項〉。○販売形態と販売可能な医薬品:配置販売業は、購入者の居宅に医薬品を予め預けておき、購入者がこれを使用した後でなければ代金請求権を生じない(先用後利という)といった販売形態であるため、販売可能な医薬品は“配置販売品目”に限定される〈法第31条〉。違反者は、3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金又はこれの併科〈法第84条第7号〉。なお、配置販売業では、通常、常備薬として用いられる製品をひと揃い収めた“配置箱”を預けるが、これは薬事法上、陳列に該当するとされる。○取扱い可能な医薬品:配置販売業者は、一般用医薬品のうち、第1類医薬品については薬剤師により、第2類医薬品又は第3類医薬品については薬剤師又は登録販売者に販売又は授与させなければならないこととされている〈法第36条の5〉。このため、薬剤師が配置販売に従事していない場合には、第1類医薬品の販売又は授与を行うことができない。違反者については、都道府県知事は、その許可を取り消し、又は期間を定めてその業務の全部若しくは一部の停止を命ずることができる〈法第75条第1項〉。○区域の管理:配置販売業者が自ら管理するか、薬剤師か登録販売者を区域管理者として指定し管理させなければならない〈同条第2項〉。「区域管理者」の項参照。○:氏名や区域の届出、身分証明書の携帯:配置販売業者又はその配置員は、配置販売に従事しようとするときは、その氏名、配置販売に従事しようとする区域その他配置販売業者の氏名及び住所、配置販売に従事する者の氏名及び住所、配置販売に従事する区域及びその期間〈法第32条、規則第156条〉をあらかじめ、配置販売に従事しようとする区域の都道府県知事に届け出なければならない〈法第32条、規則第156条〉。違反者は、30万円以下の罰金〈法第88条第2号〉。さらに、配置販売業者又はその配置員は、その住所地の都道府県知事が発行する身分証明書の交付を受け、かつ、これを携帯しなければ、配置販売に従事してはならない〈法第33条第1項〉とされている。違反者は、50万円以下の罰金〈法第87条第7号〉。

配置販売

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医薬品をあらかじめ各家庭などに置いてもらい、一定期間後にそのうちの消費した分について代金回収を行う販売方法。配置販売業のみが、このような医薬品の販売方法が認められる。厚生労働省の指導によれば、配置販売は、先用後利(せんようこうり)によることを前提としており、そうでないものは訪問販売とみなされ、認められていない。訪問販売による現金販売を認めた場合、不良医薬品や無許可医薬品などの“売り逃げ”といった違反行為発生する恐れもあり、購入者に対する責任の所在を明確にするという趣旨が込められている。

ノミ(蚤)

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完全変態の昆虫である。幼虫は埃の中で育ち、成虫になるとヒトに寄生する。吸血した後に痒みをもたらすだけでなく、ペストを媒介することもある。ノミは、シラミと異なり、宿主を厳密に選択しないため、ペット等に寄生しているノミによる健康被害がしばしば発生する。衛生害虫に区分される。

脳血管の詰まりに起因する疾患のこと。梗塞を発症し、脳細胞への酸素や栄養分の供給が途絶すると脳細胞機能が低下し、その状態が継続すると不可逆的に死滅する。梗塞症状が収束した後には、半身が麻痺する片麻痺言語障害などの後遺症が現れることが多いが、これは、運動・言語機能を担当する脳領域の障害に起因するものである。

ネフロン

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腎臓に存在する尿産生装置の基本単位のこと。腎臓の輸入動脈に送り込まれた血液は、糸球から、ボーマン嚢に向けて濾過される。その際に、老廃物だけでなく、多くの有用な血液成分も濾過液に混入してしまうことから、尿細管において、水分、電解質、アミノ酸、ブドウ糖等の有用物質の再吸収が行われ、血液中に回収される。このような尿の生成過程を担う一連の器官系(糸球ボーマン嚢、尿細管)を、ネフロンという。

ネフローゼ

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腎臓ネフロン糸球の異常により、血中蛋白質が原尿に移行し、多量の蛋白質が尿中に出現する疾患をいう。低蛋白血症、浮腫脂質異常症(脂血症)等の症状がみられる。

解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集九州・沖縄 平成20年度第1回

【問:以下の記述は薬局、店舗販売業及び配置販売業の医薬品の販売方法について述べたものである。誤っているものを一つ選びなさい】

1 店舗販売業者は、すべての一般用医薬品について購入者の求めに応じての分割販売が出来ない。
2 配置販売業者は、配置以外の方法で医薬品の販売が出来ない。
3 薬局開設者又は店舗販売業者は、許可を受けた店舗以外で医薬品の販売を行うことは出来ない。
4 薬局は、購入者の求めに応じて分割販売が出来る。
 

塩酸ネチコナゾール。抗真菌成分である。イミダゾール系成分で、白癬菌の細胞構成成分の産生を妨げ、あるいは細胞透過性を変化させることにより、抗真菌作用を示す。白癬菌の増殖を抑えることを目的として、外皮用薬に配合される。

タンパク代謝が行われた場合には、その副産物として体内にアンモニアが生じる。アンモニアは毒性が強い物質であるので、肝臓において、すみやかに尿素に変換される。尿素は、アンモニアと同様に血液中に溶け込むことができるものの、毒性は比較的低い性質をもつ。血液中に移行した尿素は、体内に蓄積しないように腎臓で分別され、尿の成分として体外に排出される。医薬品成分となる尿素は、角質層の水分保持量を高め、皮膚の乾燥を改善することを目的として、外皮用薬に配合される

ヒトの主要な窒素排泄形態のひとつで、水に難溶性の性質をもつ。血中の尿酸濃度が過剰になると、足の親指の付け根などに尿酸結晶が析出して、痛風発作の基底要因になる。また、原尿中のpHが下降すると、ネフロン尿酸の結晶が析出して、腎障害誘発することが知られている。したがって、血中尿酸値は、痛風などの疾患に関する重要な指標として扱われている。

汗腺が特別に機能分化したもので、女性に発達する器官である。乳頭部分に開口し、栄養分と免疫力に富む乳汁を分泌し、乳児の栄養源として利用される。

乳酸菌

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整腸作用をもつ。乳酸を放出する嫌気性細菌で、主要な腸内細菌の一つ。ヨーグルトや漬物などの発酵食品をつくりだす細菌として、古くから人類に利用されてきた歴史をもつ。人体には悪影響を及ぼさないばかりか、ウェルシュ菌などの“悪玉菌”の増殖を抑える働きをもつこともあり、“善玉菌”として扱われている。腸の調子や便通を整えることを目的として、整腸薬に配合される。

薬事法に基づき、国が定めた医薬品に関する品質規格書。繁用されている医薬品等約1500品目が収載されている。また、医薬品の有効成分以外の賦形剤錠剤カプセル剤、注射剤等を製剤する場合の補助剤)その他の添加物(防腐剤など)も収載されており、それらの中には、食品の用途に使用されるものある。日本薬局方収載品については、その直接の容器、被包に、“日本薬局方”の文字を記載しなければならない。

日本脳炎は、日本脳炎ウイルス感染により発症し、中枢神経が障害を受けることにより発症患者の約3分の1が死亡する。死亡を免れた場合でも、その半数近くに重篤な後遺症が残るといわれている。なお、感染者の0.11%が発症するとされる。日本脳炎ウイルス感染して710日後に、高熱を発し、頭痛悪心嘔吐、さらには、痙攣意識障害などの急性脳炎を引き起こされる。日本脳炎ウイルスに効く抗ウイルス薬が存在しないことから、有効な治療法はなく、防蚊対策やワクチン接種が有力な防護手段となる。日本脳炎ワクチンには、日本脳炎ウイルス不活性化したものが免疫原として用いられている。

日本紅斑リケッチアを保菌する“マダニ類”に刺咬されることにより感染する。急な高熱と、全身性の発疹(紅色の斑点)等の症状が現れる。

2つの単糖類が脱水縮合したもの。麦芽糖(マルトース)、ショ糖(スクロース)、乳糖(ラクトース)等が区分される。

ニコチン酸

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ビタミンB3ナイアシン)成分である。皮膚粘膜等の機能を維持することを助けることを目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。

喫煙によりニコチンを継続的に服用すると、身体的・精神的依存を生じることがあり、これをニコチン依存症という。禁煙が難しいのは、単に“意志が弱い”からでなく、“ニコチン依存症”が原因である場合も多い。

ニコチン

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タバコに含まれるアルカロイドの一種で、「毒物および劇物取締法」に毒物として指定されている。依存性があり、中枢・末梢神経興奮作用、血管収縮作用等を示す。

衛生害虫の一つ。完全変態の昆虫で、幼虫・成虫とも同様の生態をもつ。トコジラミとも呼ばれる。吸血箇所に激しい痒痛を引き起こし、ペスト、再帰熱発疹チフスを媒介することがある。体長が比較的大きく(成虫で8mm程度)、肉眼でしっかりと確認することができる

ニコチン タバコに含まれるアルカロイドの一種で、「毒物および劇物取締法」に毒物として指定されている。依存性があり、中枢・末梢神経興奮作用、血管収縮作用等を示す。

耳の構造は、外耳中耳内耳に区分される。内耳は、聴覚情報を神経細胞刺激に変換する“蝸牛(かぎゅう)”と、平衡感覚を感じとる“前庭(ぜんてい)”から構成され、“音”を“神経刺激”に変換する役割を担う。

体内に侵入した異物に対し、食作用により排除する血球のこと。マクロファージ好中球が該当する。

トリプシン

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トリプシノーゲン腸液の成分の作用により限定分解を受けると、活性化されてトリプシンに変換される。消化管内容物中の蛋白質成分は、胃の中において、ペプシンの働きにより、半消化された状態のペプトンに分解されている。トリプシンは、このペプトンを吸収可能な状態にまで分解する役割を担う。

膵液中に含まれる不活性状態の消化酵素十二指腸内に分泌され、空腸内に移行したトリプシノーゲンは、腸液の成分の働きによって、活性化状態のトリプシンとなり、ペプトンを分解する作用を発現する。なお、ペプトンとは、胃の消化酵素ペプシンにより、半消化された状態の蛋白質のことをいう。

炎症作用をもつ。鼻粘膜や喉、気道、皮膚炎症による腫れを和らげることを目的として、かぜ薬、鎮咳去痰薬口腔咽喉薬、うがい薬、アレルギー用薬に配合される。なお、血栓の分解を妨げる働きもあるので、血栓心筋梗塞血栓静脈等の血栓のある人が使用する場合には、注意する必要がある。

とびひ

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伝染性膿痂疹のこと。虫さされ、あせも、掻き傷等から、黄色ブドウ球菌等の化膿菌が侵入して生じる。水疱が破れて分泌液が飛び散ると、他の部分の皮膚や、他人の皮膚に“飛び火”することがある。小児に発症することが多い。

ビタミンE成分である。血行促進作用を目的として婦人薬に配合される。あるいは、末梢神経障害による肩・首すじのこり、手足のしびれ・冷え、しもやけの症状の緩和、更年期における肩・首すじのこり、冷え、手足のしびれ、のぼせ、月経不順等の症状の緩和、また、老年期におけるビタミンEの補給を目的として、滋養強壮保健薬に配合されている。コハク酸トコフェロールと同じ。

 市販のかぜ薬の選び方について、解説しています。主な症状(頭痛、関節痛、くしゃみ、鼻水、咳、たん、のどの痛み)にあわせて薬を選択しましょう。

 

医薬品の副作用、または生物由来製品による健康被害の迅速な救済を図り、並びに医薬品等の品質、有効性・安全性の向上に資する審査業務を行うことによって、国民保健の向上に資することを目的としている。

医薬品のうち、毒性が強いものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定したもの。直接の容器又は被包に、黒地に白枠、白字をもって、その品名及び“毒”の文字が記載されていなければならない〈薬事法44条〉。保管に際しては、他の物と区別して貯蔵・陳列しなければならず、この場合、貯蔵・陳列する場所には鍵を施さなければならない〈法第48条〉。毒薬又は劇薬は、14歳未満の者その他安全な取扱いに不安のある者に交付することが禁止されている〈法第47条〉。

特別用途食品

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健康増進法第26条の規定に基づき、特別の用途に適する旨の表示の許可を受けた食品のこと。許可を受けたものは、厚生労働大臣の許可証票が付される。乳児、幼児、妊産婦、高齢者、病者の発育又は健康の保持、もしくは回復の用に供することが適当な旨を医学的・栄養学的表現で記載し、かつ、用途を限定したものをいう。

身体の生理学的機能等に影響を与える保健機能成分を含み、健康増進法第26条の規定に基づき、特定の保健の目的が期待できることを表示できる食品のこと。“トクホ”と略称される。個別に生理的機能や特定の保健機能を示す有効性や安全性等に関する審査を受け、厚生労働大臣の許可を受ける必要がある。許可を受けると、許可証票が付けられる。“おなかの調子を整える”等の表示を認められた各種オリゴ糖やビフィズス菌、“コレステロールが高めの方に適する”等の表示を認められたキトサンや大豆タンパク質等がある。

生物由来製品のうち、販売・賃貸・授与した後に保健衛生上の危害の発生又は拡大を防止するための措置を講ずることが必要なものであって、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するものをいう〈薬事法2条第10項〉。

緊急安全性情報のこと。医療機関や薬局、医薬品販売業者等に対する、“医薬品等の適正な使用を確保するための安全性情報”の提供システムの一つである。重要かつ緊急性のある情報(副作用による死亡例等)について、製造販売業者が厚生労働省の指示により、原則として4週間以内に、医療機関や薬局、医薬品販売業者に対して、直接、文書をもって伝達される。

動脈硬化

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動脈が肥厚し、硬化した状態をいう。病的なものを動脈硬化症といい、虚血性心疾患狭心症心筋梗塞)や脳血管障害梗塞血栓脳出血、クモ膜下出血)等の原因となる。

グルココルチコイドとも呼ばれる。副腎皮質束状層より産生・分泌されるステロイドホルモンの総称であり、コルチゾールコルチコステロン等が区分される。糖代謝だけではなく、タンパク質・脂肪代謝に関与し、様々なストレスに対する作用、抗炎症反応作用等を示す。

粘膜保護成分である。胃粘膜修復作用をもち、荒れた胃粘膜修復を促すことを目的として、胃薬に配合される。また、歯周組織の修復作用と、歯肉に伴う口臭抑制を期待して、歯槽膿漏薬に配合される。服用後、糞便が緑色になることがあるが副作用ではない。

月経更年期障害に伴う諸症状の緩和に用いられる漢方処方製剤。体をあたためる効果の期待される漢方処方製剤である。月経不順月経異常、月経更年期障害、産前産後又は流産による障害(貧血疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え、しもやけ、むくみ、しみ、に適するとされる。比較的体力に乏しく、冷え症で貧血の傾向があり、疲れやすい人に向いている。一方、胃腸の弱い人では、胃部不快感等の副作用が現れやすいため、不向きとされる。