解きながら学ぶ登録販売者試験過去問集>神奈川県・埼玉県・千葉県 平成20年度第1回
【問:次のかぜ薬に配合される成分と、その代表的な副作用の組み合わせのうち、正しいものはどれか。】
1 リン酸コデイン------薬物依存
2 マレイン酸クロルフェニラミン------便秘
3 ベラドンナ総アルカロイド------メトヘモグロビン血症
4 イブプロフェン------動悸
【解答:1及び2(当初は、「1」のみを正答と予定)】
解説
1 リン酸コデインは、モルヒネと類似の化学構造をしており、麻薬性鎮咳成分と呼ばれる。弱いながらも依存性を示すことから、「1」が正しいといえる。
2 ヒスタミンは、脳の下部のある部位で、覚醒を維持・調節する働きも行う。抗ヒスタミン成分のマレイン酸クロルフェニラミンは、こうしたヒスタミンの作用を抑制することにより、眠気の副作用を生じる。また、抗ヒスタミン作用の他に抗コリン作用を併せもつことから、便秘の副作用を生じることがある。したがって、「2」は正しい。
3 ベラドンナ総アルカロイドは、抗コリン作用をもつので、口渇、眼圧上昇、腸管運動の抑制、排尿困難等の副作用を生じることがある。したがって、「3」は誤りである。
4 イブプロフェンは、プロスタグランジンの生成を抑制することにより解熱鎮痛作用を示すが、胃腸障害等の副作用を生じることがある。したがって、「4」は誤りである。




コメントする